西武鉄道は、2028年3月に導入する新型レストラン列車の名称を「Fine Dining Train 『vies(ヴィエス)』」に決定しました。
本列車は、世界的な建築家・妹島和世氏がデザインを手がけ、鏡のように風景を映し出す「Laview」の思想を継承。車内には西武鉄道初となる「展望個室」や、国内の定期運行列車で日本一の面積を誇る厨房車両を備え、五感で味わう食の体験を提供します。
名称の「vies」はフランス語で「人生」を意味し、逆から読むと「SEIBU」を連想させる仕掛けも。運行開始に先駆け、2027年3月末まで「2年後の約束」先行乗車キャンペーンも実施中です。

名称「vies(ヴィエス)」に込められた「西武」のストーリー

「vies(ヴィエス)」ロゴ

新型列車の正式名称は「Fine Dining Train 『vies』」。この名称には、フランス語で「命」や「人生」を意味する「vie」の複数形が採用されました。「乗車する一人ひとりの人生をより豊かなものにしたい」という願いが込められるとともに、日本が古くから大切にしてきた「自然の命をいただく食への敬意」も表しています。また、「vies」を逆から読むと「seiv(西武)」となるアナグラムの遊び心も。

ロゴデザインは、車両のユニークなフォルムをイメージした有機的な「s」のカーブと、右から左へ伸びるアンダーラインで構成されています。このラインも、逆から読むことで「西武」を示唆する仕掛けとなっています。

妹島和世デザインの進化形。鏡のような車体と西武初の個室

新型車両は、現在の西武鉄道を象徴する特急「Laview(ラビュー)」をベースに新造。デザインはLaviewに引き続き、プリツカー賞受賞や文化功労者選出など世界的な評価を受ける建築家・妹島和世氏が担当します。
妹島和世建築設計事務所はデザインコンセプトについて「Laviewをベースとしながら、外観はさらに映像的な佇まいとなるようにデザインした」とコメント。車体は鏡のように輝く仕上げとなり、沿線の風景を鮮やかに映し出しながら走行します。
内装はグレーを基調とした落ち着いたトーンでまとめ、料理や景色が最も美しく見えるよう、緻密に計算されたスポットライトやテーブルライトを配置します。

1号車には贅沢な「前方展望個室」を設置

1号車個室イメージ

ポイントの一つが、先頭車両(1号車)に設けられるプライベート空間。西武鉄道としては初となる、8名程度まで利用可能な「個室」が1部屋限定で登場します。
この個室からは前方展望も楽しむことができ、大切な人との節目や記念日に、これ以上ない贅沢なひとときを提供します。

「日本一の厨房」で提供される本格フルコース

レストラン運営のパートナーには、全国で100店舗以上のレストランを展開する株式会社バルニバービが参画。総料理長の大筆秀樹氏が監修するメニューは、沿線の食材や物語を「食」の体験へと昇華させます。

3号車は1両丸ごとキッチン!圧倒的な調理環境

厨房車両のイメージ

特筆すべきは、4両編成のうち3号車1両を丸ごと厨房車両とすること。この厨房面積は、国内で定期運行中の列車の中で「日本一」を誇ります(※2025年9月時点、西武鉄道調べ)。
約70名の乗客全員に、出来立ての温かい料理を最高の状態で提供することに徹底してこだわっており、車内とは思えない本格的な調理シーンが繰り広げられることでしょう。

豪華クリエイター陣が集結!「vies」が目指す特別な食体験

プロジェクトには、各界を代表するクリエイターが参画しています。車両製造は日立製作所が担います。

【主要開発メンバー】
・車両デザイン:妹島和世氏(建築家「Laview」も担当)
・料理監修:大筆秀樹氏(株式会社バルニバービ 総料理長)
・ネーミング開発:小西利行氏(コピーライター)
・ロゴデザイン:丹野英之氏(アートディレクター)

妹島和世氏による車両デザインは、風景に溶け込むような「Laview」の思想を継承しつつ、ゆったりとくつろげる至福の空間を目指しています。バルニバービとのタッグにより、地域の食文化を活かした「ここでしか味わえないフルコース」が提供される予定です。

【参考】西武鉄道、新型レストラン列車を2028年3月導入!妹島和世氏がデザイン、「日本一の厨房車両」も搭載(※2025年10月掲載) https://tetsudo-ch.com/13014262.html

【最大15組】「2年後の約束」先行乗車キャンペーンを実施

運行開始記念〈Fine Dining Train「vies」2 年後の約束〉キャンペーン

2028年3月の運行開始に先駆け、特別貸切列車にいち早く体験できる豪華キャンペーンを実施します。招待予定時期は、2028年2月(平日を想定)。当選人数は最大15組50名で、応募期間は2027年3月31日(水)までです(状況により前倒しで終了する可能性があります)。

【応募方法】は3パターン
1. Instagram:公式アカウント(@seibu_vies)をフォローし、対象投稿に行きたい相手をコメント
2. X(旧Twitter):西武鉄道イベント情報アカウント(@seibu_event)をフォローし、対象投稿をリポスト
3.特設サイトの 応募フォームより「2年後の大切な日をviesでどう過ごしたいか」エピソード(100字以上)を記入

2016年の「52席の至福」登場から12年。西武鉄道が積み上げてきた「走るレストラン」の歴史は、2028年、より深く、より美しい「vies」へと結実します。鏡のように輝く車体が、2年後の西武沿線をどんな景色に変えてくれるのか。先行乗車キャンペーンは、特設サイトから想いのこもったエピソードを送ると当選確率がアップします。今のうちに、大切な人へ「2年後の約束」を申し込んでみてはいかがでしょうか。

(画像:西武鉄道)

鉄道チャンネル編集部
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