日田彦山線BRTのバス(写真:takashi355 / PIXTA)

JR九州は2024年3月16日(土)に日田彦山線BRT(愛称:BRTひこぼしライン)のダイヤ改正を実施。運行本数に変更はありませんが、一部ルート変更や時刻変更で利便性の向上を図ります。

新ダイヤでは日田発のBRT上り便3本を日田~光岡間の学校・市役所を経由する「高校ルート」に変更します。対象の便は「ひこぼし12号」「ひこぼし14号」「ひこぼし104号」です。これにより日田発12時以降のBRT上り便が「高校ルート」に統一されます。

「直行ルート」から「高校ルート」に変更するBRT(※一部BRT駅の時刻を掲載、画像:JR九州)

筑前岩屋発 「ひこぼし101号」では、発時刻を5:52から6:15に約20分繰り下げ、日田方面へ通学する学生の利便性を向上。夜明駅での久大本線との接続待ち時間は現行では37分ほどですが、これを14分ほどに短縮します。

これに伴い、「ひこぼし4号」の日田発時刻も7:20から8:15に繰り下げます。改正後は「ひこぼし4号」から添田駅で田川後藤寺行き(10:02発)への対面乗り換えが可能です。

また添田6:25発「ひこぼし1号」は朝通学時間帯の学生の利用が多いことから、交通状況に鑑みて運転時刻を5分繰上げます。これに伴い「ひこぼし2号」も約5分繰上げて日田5:55発とします。

添田駅では利用が多い日中時間帯で、BRTから鉄道(JR)への対面乗換時間を一部拡大。現行では10分ほどですが、改正後は15分ほどになります。

添田駅の対面乗換、ダイヤ改正で一部便の乗り換え時間が拡大します(画像:JR九州)

最終的な時刻はJR時刻表3月号などで発表されます。

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