3月10日に開かれた第96回アカデミー賞授賞式。この授賞式の後には、毎度恒例の公式アフターパーティーが開かれ、今年も多くの美食が並んだ。

その中で2018年から提供され、レオナルド・ディカプリオやトム・クルーズもお気に入りとされている「宮崎牛」が今年も大絶賛された。

宮崎牛は、5年に1度開催され「和牛のオリンピック」と呼ばれる全国和牛能力共進会で、 史上初の4大会連続の「内閣総理大臣賞」を受賞した、名実ともに日本一の和牛。

ADVERTISEMENT

近年ではそのおいしさが世界中で認められ、輸出量も年々増加しているとか。

そんな宮崎牛の魅力を現地のオススメ店とともに紹介。

宮崎牛の美味しさの秘訣

4大会連続で最高賞の「内閣総理大臣賞」を受賞している宮崎牛は、実質20年間日本一の座を守っていることになる。

宮崎牛を名乗るためには厳格な条件がある。

その条件が、

1)宮崎県で出生、最長飼育地が宮崎県の黒毛和牛

2)指定された種雄牛を父にもつ

3)肉質等級が4等級以上

つまり、「指定された血統で宮崎生まれ宮崎育ちの肉質抜群な和牛」が宮崎牛を名乗れることができるのだ。

とくに宮崎県内で出生し肉用子牛の品質は日本全国で高く評価されており、約4割もの子牛が県外に出荷され、近江牛や松坂牛など全国各地のブランド牛の素牛として活躍している。

宮崎牛のオススメ店1. 宮崎牛鉄板焼ステーキ・焼肉 大淀河畔みやちく

1店舗目は、「宮崎牛鉄板焼ステーキ・焼肉 大淀河畔みやちく」。

県内で生産される牛と豚を中心に、国内外へブランド肉を発信している「ミヤチク」直営のレストランであり、宮崎牛指定店にも選ばれている。

こちらでは店の目の前に広がる大淀川を眺めながら「宮崎牛」を鉄板焼きでいただくことができる。

直近の第12回全国和牛能力共進会で脂肪の質の高さが認められているとおり、甘みがありすっきりとした宮崎牛に、どんどん箸が進む。

またクセのない味わいのため、醤油ベースのステーキソース、玉ネギを豊富に使った特製ソース、県南部の日南産塩と多彩な味付けも堪能することができた。

宮崎牛のオススメ店2. 焼肉 犇(ひしめき)

2月にはプロ野球各球団がキャンプを行うことで有名な宮崎県。

昨年にはWBC日本代表の宮崎キャンプが行われていたが、選手たちが訪れたのがこの「焼肉 犇(ひしめき)」。

店内には選手たちや著名人のサインが所狭しと飾られている。こちらも宮崎牛の指定店に選ばれている有名店。

宮崎牛を全て真空パックで保管しており、注文が入ってから開封、カットを行うなど、お肉の提供方法にこだわっているため、品質の高い逸品を味わうことができる。

まさに飲めるほどの柔らかみを感じられる食感は、何度でも味わいたくなる。練習に疲れた選手たちがこぞって通うのも納得である。

―――宮崎が世界に誇る「宮崎牛」。下記動画からは、宮崎牛がどのように我々のもとまで届いているのか見ることができる。ぜひ「おいしさ日本一の宮崎牛」を味わってみて。

【関連リンク】