美味しく食べて持続可能な未来へ貢献!「Sustainable Menu Campaign」10/14までの期間限定で開催中
「活用しきれないバゲットを使ってクラフトビールを作りました」
「普段は飼料や肥料に使われる低利用魚を美味しく調理しました」
フードロスが叫ばれる昨今、「もったいない」精神を刺激するような取り組みが始まりました。
その名も『Sustainable Menu Campaign』――
JR東日本クロスステーションが運営する「エキュート」といった商業施設のショップ同士が、施設の垣根を越えてコラボメニューを開発。アイデアと手間暇をかけた商品を23種類も用意し、各店舗で提供します。
注目の商品を見てみましょう。
※写真はいずれも取材時に試食用として提供されたもので、購入時には分量や提供スタイルなどが異なる場合があります。
◆ベトナム風サテトム豆乳”コノシロ”つみれスープ
小骨が多く、低利用魚となってしまっている「コノシロ」を食べやすいつみれにし、ベトナム風スープで美味しく仕上げました。エキュートエディション御茶ノ水の「PLUSOUPLE」で販売します。新橋・五反田の鮮魚専門店「サカナバッカ」とコラボしてかいはつされました。
◆伊吹島産釜揚げいりこ&たまごサラダ
いりこにできないほど脂がのった「脂イワシ」のフライを使用。持続可能な漁業を支えます。国産小麦の胡桃ロールに伊吹島いりこフライ、たまごサラダをサンドし、仕上げのアクセントに自家製ベリージャムをかけました。こちらも「サカナバッカ」とコラボし、「PLUSOUPLE」が御茶ノ水限定で販売します。
◆コーヒーあんぱん
コーヒーを豆ごと超微細のパウダー状にして廃棄をゼロに。さらに国産の米粉、小麦、小豆、ホイップを使用して国内自給率をアップさせる、コーヒー風味が絶妙なあんぱんです。米粉の持つもっちりとした食感とコーヒーの豊かな香り、甘さをおさえたこし餡とホイップのバランスが良い塩梅です。
世界10ヶ国に230店舗以上を展開するフランスのブーランジェリーカフェブランド「デリフランスエクスプレス」(新橋)による、サザコーヒーとのコラボ商品です。エキュートエディション新橋限定で販売します。
◆HINOMARUウイスキーのアイリッシュコーヒー
酒米の精米時に出る、酒造りに使わない部分を活用して造るウイスキーと、サザコーヒーの自社農園で栽培しているコロンビアコーヒーを使用した風味豊かなカクテルドリンクです。
茨城県ひたちなか市に本店を構えるコーヒー専門店「サザコーヒー」が、日立のブルーイングとコラボして提供。こちらもエキュートエディション新橋限定で提供します。
キャンペーン概要
[開催期間]
2024年9月17日(火)~10月14日(月・祝)
[開催場所]
エキュートエディション御茶ノ水・有楽町・新橋
マーチエキュート神田万世橋
リエール藤沢
五反田駅店舗
エキナカやJR東日本のイベント等でよく名前を見る店舗の施設を越えたコラボレーションです。普段はなかなか食べられない食材や、製造時に捨ててしまう部分などを活用して美味しい商品に仕上げています。江戸時代には食用にされず捨てられていたというマグロの大トロのように、こうしたキャンペーンから新たなヒット商品が生まれてくるのかもしれませんね。
各販売商品の詳細は「Sustainable Menu Campaign」特設サイトをご確認ください。
【関連リンク】