屋外通路にもにぎわいがあふれる「ニュウマン高輪」=イメージ=(画像:ルミネ)

2025年3月27日にまちびらきを迎える、JR東日本の高輪ゲートウェイシティに、新しい商業施設「ニュウマン高輪」がオープンする。運営はJR東日本グループの駅ビル会社「ルミネ」。延べ床面積約6万平方メートル、物販、飲食、生活サービスなどおよそ200店舗で構成する、ルミネ最大規模の商業ゾーンが来春誕生する。

駅ビルとしてのルミネは国鉄時代の1976年、新宿駅南口に開業した新宿ルミネが第1号。国鉄改革後の1991年、JR東日本グループで駅ビルを運営するルミネ(企業名)が発足した。

新業態の「ニュウマン(NEWoMan)」は、新しい(New)女性(Woman)を表す造語で、30~40歳代の本物志向の女性がターゲットだ。2016年に新宿、2020年に横浜が開業し、高輪は3店舗目。

ゲートウェイシティのニュウマン高輪は、リンクピラー1(NORTH、SOUTH)とリンクピラー2にまたがる。リンクピラー1SOUTHの1~5階と、NORTHの1~5階と28、29階、リンクピラー2の2、3階が店舗フロアになる。

2024年3月のまちびらき時、SOUTHとNORTHの一部が先行開業。次いで、2025年秋にリンクピラー1が全面開業。リンクピラー2は、2026年春開業のスケジュールだ。ニュウマン高輪に入る、テナントなどの詳細は今後公表する。

JR東日本が高輪ゲートウェイシティで目指す「100年先の心豊かなくらしのための実験場」に呼応して、ルミネも「100年先へ継承する〝まだ見ぬ生活価値づくり〟への挑戦」、「生活価値を基軸にした〝地球価値づくり〟への挑戦」、「地域社会とともに歩む〝まちづくり〟への挑戦」の3つの挑戦を掲げる。ニュウマン高輪でショッピングを超えた、新しい体験と生活価値の創造・提供を実現する。

2024年1月開催の商業総合展示会「SCビジネスフェア2024」のJR東日本ブースで目を引いた高輪ゲートウェイシティ大型模型。ルミネはニュウマン高輪への出店を呼びかけた(筆者撮影)

記事:上里夏生

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