※2014年3月撮影

トップ画像は、JR北海道江差線渡島当別駅ホームに停まる函館発木古内行のキハ40 1796。

筆者は、2014年(平成26年)5月に廃止される江差線木古内駅~江差駅間に乗った後木古内駅発15:12の函館行(キハ40 808)に乗車しました。

木古内行は、キハ40 1796。

※2014年3月撮影

渡島当別駅から茂辺地駅に行く途中の車窓。函館湾の向こうに立待岬が見えました。左は函館の市街。

※2014年3月撮影

16:20函館駅に到着。17:25発の函館本線長万部行に乗り継ぎます。右のキハ40 1810、1両です。

※2014年3月撮影

「大沼公園経由」となっています。

※2014年3月撮影

これは駒ヶ岳の西側を通るいわゆる本線。もう1本海側を通る函館本線砂原支線は、上り貨物列車が本線の急勾配(最大勾配20パーミル)を避けるために戦時中の貨物運輸用に建設された支線(最大勾配9パーミル)です。現在も上り貨物列車は、全て砂原支線を通ります。

17:25発の長万部行は、流石に日が暮れてしまい写真はほとんど撮れませんでした。

その夜は、長万部の民宿に一泊。

翌朝、長万部発6:12の函館本線小樽行に乗ります。JR北海道が積雪急勾配用に開発したキハ150形の4両編成。3月なのでまだ夜が明けきっていません。

※2014年3月撮影

長万部駅を4両編成で出発した小樽行は、昆布駅で1両を切り離し(切り離された1両は長万部行になり戻ってゆきました)、さらに倶知安駅でも1両を切り離して2両編成で小樽駅に向かいました。

※2014年3月撮影

JR北海道のキハ150-101です。2020年(令和2年)のダイヤ改正でH100形に置き換えられた様です。淋しいですね。

然別(しかりべつ)駅で列車交換。上り列車も同じキハ150形です。

※2014年3月撮影

余市駅を過ぎて左車窓に石狩湾が見えて来ます。2006年(平成18年)に廃駅となった張碓駅近くの恵比須島。

※2014年3月撮影

9:16に小樽駅に到着。9:23の函館本線千歳行で9:54に手稲駅着。さらに10:12発いしかりライナーで11:17岩見沢駅に来ました。

※2014年3月撮影

筆者は、この鉄道旅でJR北海道に初めて乗っています。

岩見沢駅は、2000年(平成12年)火災で駅舎が焼失。2009年(平成21年)に完成した新しい駅舎です。

自由通路「有明連絡歩道」。モダンで素晴らしいデザイン。

※2014年3月撮影

自由通路から駅ホーム。全体が見渡せました。

※2014年3月撮影

旭川駅に向かいますが、13:49まで旭川行がないので、12:30発の滝川行でコマを進めることにしました。

滝川行は、旧国鉄時代に造られた711系電車です。711系電車は、2015年度末、新しい733系電車に置き換えられました。この車両に、もう乗るコトはありません。

※2014年3月撮影

13:11、雪の滝川駅に着きました。この駅舎も2016年(平成28年)完成の耐震補強工事・改装で姿を変えています。

※2014年3月撮影

駅待合室にあった駅そば。このお店も耐震補強工事・改装でなくなってしまいました。

※2014年3月撮影

北海道に来て初めて食べた「カップ麺に入っている天ぷら」がのった「天ぷらそば」。写真は、この時食べた「天玉そば」(470円)。

※2014年3月撮影

この時点で、時刻は13時半。次の旭川行は、11:55以来の14:33までありません。

朝夕の通学時間帯を除いて、赤い四角の優等列車の運行がほとんどです。これで一般利用者に使えというのは、かなり無理があると思います。

※2014年3月撮影

この日は、宗谷本線音威子府駅を目指していました。

この度、続きます。

(文・写真) 住田至朗

※過去の写真はライター住田がプライベートで旅をした時のスナップ写真です。

※『JR路線大全 北陸・信越本線』(天夢人/2023)『国鉄の基礎知識』(創元社/2011)『停留場変遷大事典』(JTB/1998)『JR全駅・全車両基地』(週間朝日百科/60巻)他を参照しています。

※鉄道、駅などは鉄道会社、利用者の皆様のおかげで撮影させていただいています。ありがとうございました。