2025年10月5日(日)「よこすか開国花火大会2025」が開催されます。横須賀の海に打ち上がる色とりどりの花火は圧巻のひとこと。同日「日米親善ヨコスカフレンドシップデー2025」も開催され、合わせて人気を集めています。当日のアクセス情報やおすすめの観賞スポット、有料観覧席についてなど、当日までにチェックすべき情報を解説します。

「よこすか開国花火大会」の特徴


「よこすか開国花火大会」の花火を手がけるのは、山梨県市川三郷町を拠点とする煙火店「マルゴー」。2023年には隅田川花火大会のコンクールで優勝するなど数々の受賞歴がある実力派です。
日本を代表する花火師がよこすかの海に打ち上げる、大迫力の尺玉花火や水中花火、スターマイン、海に向かって打ち上げる斜め打ちなど、さまざまな花火が夜空を彩ります。

会場へのアクセスと最寄り駅


「よこすか開国花火大会」の花火は、うみかぜ公園などで打ち上げが行われます。最寄り駅は、京急線「県立大学駅」が最も近く、「横須賀中央駅」からも徒歩圏内。米海軍横須賀基地に向かう場合は、「横須賀中央駅」か「汐入駅」が便利です。JR横須賀線「横須賀駅」からもアクセスできます。

【開催概要】
よこすか開国花火大会2025
開催日時:2025年10月5日(日) ※荒天の場合は中止
打上数:約1万発
打上時間:17:55から18:30まで(予定)
会場:うみかぜ公園ほか(神奈川県横須賀市平成町3丁目23)

当日の交通規制に注意

花火大会当日は、17:00~20:00まで、県立大学駅周辺や三笠公園・米海軍横須賀基地付近で車両通行止めとなります。当日は公共の交通機関を利用して向かいましょう。また、時間には余裕をもって行動しましょう。
花火大会終了後、県立大学駅は特に混雑します。帰りは横須賀中央駅の利用をおすすめします。

「日米親善ヨコスカフレンドシップデー2025」も同日開催


「よこすか開国花火大会」と同日には例年、「日米親善ヨコスカフレンドシップデー」を実施しています。今年も開催を予定していますので、イベントのはしごがおすすめです。入門の際は、パスポートや免許証、マイナンバーカードといった国籍を証明する身分証明書が必要。事前申込不要で参加でき、ステージショーやアメリカン屋台、フードコートなどを楽しめます。当日はそのまま、基地のなかで花火を観賞することもできます。

【開催概要】
日米親善ヨコスカフレンドシップデー2025
開催日時:2025年10月5日(日) ※荒天の場合は中止
開催時間:10:00から18:30(入場は17:30まで)
会場:米海軍横須賀基地(一部開放)
※米海軍横須賀基地への入退場は「ウォンブルゲート」

花火大会のおすすめ観賞スポット


うみかぜ公園
メインの観賞スポットとなり、大変混雑するエリアです。とはいえ、例年公園一帯に屋台が立ち並び、臨場感のある花火とともにお祭り気分を味わえるスポットでもあります。

【有料観覧席も検討を】
うみかぜ公園では、パイプ椅子1席税込み5,000円で護岸一般協賛観覧席のチケットを販売しています。全席指定で2,400席あり、セブン-イレブン店内マルチコピー機、もしくはセブンチケットウェブサイトで購入が可能。記事執筆時点では空席があり、購入が可能です。
また、ふるさと納税の返礼品としてチケットを購入することも可能です。

米海軍横須賀基地
普段はなかに入ることができない米軍基地で、異国気分を楽しみながら花火を観賞できます。

平和中央公園
横須賀中央駅と県立大学駅の中間あたりに位置する、横須賀市街と東京湾を一望できる公園です。丘の上にあるため、花火を観賞しやすい環境が整っています。

馬掘海岸遊歩道
打ち上げ場所からはやや距離がありますが、弓状の海岸線沿いにあり、静かに花火を観賞したい人におすすめ。最寄りは京急線馬堀海岸駅です。

ヴェルニー公園
横須賀駅近くの海に面している、フランス庭園様式を取り入れた公園です。秋は例年10月中旬頃からバラが見頃になります。花火大会当日は見頃前ですが、花火の前に130種1,300株のバラを観賞できるかもしれません。ただし、打ち上げ場所からは少し距離があります。

※現在、三笠公園に関しては、入場・利用できるエリアが限定されおり、周辺建物等の影響により視界が制限され、十分に花火をご覧いただく事は難しい状況となります。米海軍横須賀基地からの観覧をおすすめしています。

また、うみかぜ公園近くにあるショッピングセンター「ノジマモール横須賀」では例年、屋上を特別観覧エリアとして有料で開放しています。2025年の情報はまだ出ていませんが、穴場のひとつとしてチェックすると良いでしょう。

「よこすか開国花火大会」会場周辺では、今回紹介したさまざまな公園のほか「ドブ板通り商店街」を歩いたり、汐入ターミナルで米海軍や海上自衛隊の艦船を間近で眺めることができる「YOKOSUKA軍港めぐり」に参加したり、船で約10分の「猿島」に足を伸ばしたりと観光を楽しむことができ、もちろん横須賀グルメも満喫できます。この機会に、秋の花火を見に出かけてみてはいかがでしょうか。

(画像:Pixta、横須賀市)
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