しおりなどとして使える「開運記念入場券」(資料:秩父鉄道)

年のはじめに毎回ファン、特に撮り鉄に「お年玉」をくれるのが埼玉県の秩父鉄道だ。

その心は、期間限定の「開運特別ヘッドマーク」。富士山、梅、破魔矢、絵馬をモチーフにした2種類のヘッドマークを製作。2026年1月12日まで、7500系と7800系それぞれ1編成に掲出する。

2種類の「開運ヘッドマーク」(資料:秩父鉄道)

ヘッドマークトレインのうち7500系は3両編成、7800系は2両編成で、タネ車はともに1980~2019年に東横線や大井町線の主力車両として活躍した旧東急の8090系だ。

特に7500系はフルラッピングの「秩父三社トレイン」で、多くの初詣客が訪れる寳登山(ほとさん)神社、秩父神社、三峯神社のイメージで編成全体をラッピングした。寳登山は、ヘッドマークにあしらわれた梅の名所として知られる。

7500系と7800系はともに普通列車としての運用。「SLパレオエクスプレス」のようにダイヤが公表されないため、出会えるか(乗車できるか)どうかは運次第。秩父三社などのおみくじ代わりに、「乗車できたら大吉」などと、2026年の運を占う手があるかもしれない。

また、秩父鉄道は2026年の干支(えと)・午(うま)をモチーフにした「開運記念入場券」を発売。走る馬と、絵馬をデザインした特製硬券入場券で、絵馬の台紙裏面には願い事などを自由に書き込める。

熊谷、ふかや花園、寄居、長瀞、秩父、御花畑、三峰口の7駅発売で、各駅それぞれ異なるデザイン。通販サイト「ちちてつe-shop」では、7駅分をセット売りする。

発売期間は、ヘッドマーク掲出と同じ2026年1月1~12日。

新年のイベントでは、2026年1月10~13日に特別企画ハイキング「新春開運祈願!秩父街なか歩きと寺社めぐり」を開催。秩父駅を起点に、秩父神社、秩父札所15番(少林寺)などを訪れる。

続く1月17~18日にも特別企画ハイキング「寄居の十二支めぐりで開運祈願」を実施する。

無料月刊誌の新年号発行

秩父鉄道からは、沿線観光情報誌「PALETTE(パレット)」の2026年1月号発行のニュースも発信される。

埼玉県広報アンバサダーを務める写真家・櫻子さんが、カメラやスマートフォンで手軽に撮影できる沿線スポットやテクニックを案内。2017年創刊の月刊誌で、主要駅で無料配布するほか同社ホームページで見られる。

記事:上里夏生

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