小田急電鉄は、スマートフォンから簡単に購入・利用ができる「デジタル1日全線フリー乗車券」を2026年5月1日より販売開始します。従来の紙のきっぷと同額(おとな2,000円)で小田急全線が乗り降り自由になるこのチケットは、駅の券売機に並ぶことなく、1ヵ月前からいつでもどこでも購入可能になるのが最大の特徴です。
さらに、一人が複数枚購入して同行者のスマホへチケットを「譲渡」できる新機能も備えています。ゴールデンウイークのお出かけや、スタンプラリーなど沿線の街歩きに、より便利でスマートな移動手段として注目が集まります。

スマホがフリーきっぷに!「デジタル1日全線フリー乗車券」

小田急電鉄は2026年5月1日(金)午前10時から、電子チケット「デジタル1日全線フリー乗車券」の販売を開始します。これは小田急線全線を1日乗り降り自由にできる従来の紙のきっぷを電子化したもので、スマートフォンのアプリ「EMot」またはWebサイト「EMotオンラインチケット」にて購入可能です。

価格は紙のきっぷと同額で、大人2,000円、子ども1,000円となっています。利用日の1ヵ月前から購入でき、当日はスマートフォンに表示した二次元コードを、全駅にそれぞれ設置されている一部自動改札機や窓口の読み取り装置にかざすだけで乗降が可能です。なお、1台のスマートフォンで複数人が同時に改札を通過することはできませんが、一人が複数枚購入して、同行者のスマートフォンへチケットを譲渡する機能が備わっています。

子供は、IC利用ならどこまで乗っても一律50円!

小田急では、子どもがお出かけする際は、小児用ICカードを使用すると区間を問わず1乗車一律50円で乗車できます。移動回数や行程により、デジタルチケットと使い分けるのがお得です。つまり、お子さまに関しては「合計21回以上乗り降りするか」が、子供用の1,000円のフリーパスを買うかどうかの損得勘定の分岐点となります。一方で、大人はスマホのQRコードをかざすだけのデジタル版一択でしょう。
尚、紙の「1日全線フリー乗車券」も引き続き駅の自動券売機や窓口などで販売されます。

スマートな移動体験が広げる沿線観光の可能性

紙のきっぷを持ち歩く必要がなくなり、より身軽にお出かけできることは旅行者にとって大きなメリットです。特に、現在開催中の「特急ロマンスカー・EXE(30000形)就役30周年記念スタンプラリー」や、体験型謎解きイベント「小田急謎街トレイン2026」など、何度も途中下車を繰り返す企画においては、改札口でのスムーズな移動が大きな威力を発揮するでしょう。

特急ロマンスカー・EXE(30000形)就役30周年企画

ゴールデンウイークや週末の小旅行など、普段は降りる機会の少ない駅でふらっと途中下車して、沿線に点在するカフェや雑貨屋巡りを楽しむといった、より自由な「寄り道」観光のスタイルが今後一層広がりそうです。

切符を失くす心配もなく、並ぶ時間もゼロへ。スマートフォンひとつで小田急線を一日満喫できるこの新チケットは、あなたがまだ知らない沿線のカフェや雑貨屋へ、もっと気軽に足を運ばせてくれるきっかけになるでしょう この機会に、気になっていた沿線の街へ足を運んでみてはいかがでしょうか?

(画像:PIXTA、小田急電鉄)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

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