1,500円で大阪~堺を遊び尽くす!JR・南海の主要駅からバスまで網羅した「堺おでかけフリーパス」で世界遺産の古墳巡りや阪堺電車旅へ

歴史と文化が息づく堺の街を、もっと自由に、もっとスマートに。JR西日本と南海電鉄では、スマートフォンを利用したデジタル乗車券「堺おでかけフリーパス」を2026年4月25日(土)から6月30日(火)までの期間限定で発売します。大人1,500円という手頃な価格ながら、JRの大阪環状線や阪和線、南海電鉄の主要区間に加え、阪堺電車の全線と南海バスの指定エリアまでが1日乗り放題になる豪華なセット内容です。関西の交通事業者によるMaaSアプリ「KANSAI MaaS」を通じたQRチケットで、スマホ一つで歴史ある堺の街をスマートに周遊でき、世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」なども効率よくめぐることができます。この記事では、限定購入ルールや、チケット提示でもらえる沿線店舗の限定特典などを徹底解説します。
スマホ一つで完結!「堺おでかけフリーパス」の全貌

「堺おでかけフリーパス」は、大阪デスティネーションキャンペーン アフターキャンペーンの期間に合わせて発売される、期間限定の乗り放題きっぷです。このパスの真骨頂は、普段は別料金となるJRと南海の改札を、一つのQRコードで通過できる点にあります。
発売期間:2026年4月24日(金)~6月30日(火)まで
利用期間:4月25日(土)~6月30日(火)まで
価格は大人1,500円(こどもの設定はなし)で、有効期間は利用日当日の最終列車までです。このパスの最大の特徴は、関西のおでかけ応援アプリ「KANSAI MaaS」のみで発売される完全デジタル乗車券である点です。駅の券売機や窓口では購入できず、事前にクレジットカードでの決済とアプリの会員登録が必要となります。
乗り放題になる路線と区間
鉄道の1日乗り放題(自由周遊区間)に含まれる路線は以下の通りです。これらの区間では、アプリ画面に表示されるQRコードを対応改札機にかざすだけでスムーズに乗降が可能です。
▼JR西日本
大阪環状線全線
JRゆめ咲線全線
JR京都線:大阪駅⇒新大阪駅
大和路線:JR難波駅⇒天王寺駅
阪和線:天王寺駅⇒鳳駅
▼南海電鉄
南海線:なんば駅⇒堺駅
高野線:岸里玉出駅⇒中百舌鳥駅

阪堺電車やバスにも乗れる!充実の「堺おもてなしチケット」
JRと南海電鉄に加えて、本パスには「堺おもてなしチケット (阪堺拡大版)」がセットになっています。これを指定の窓口で引き換えることで、阪堺電車全線と南海バスの堺市内指定エリアも1日乗り放題になります。
引き換え窓口は、阪堺電車天王寺駅前乗車券発売所、大仙公園観光案内所(JR百舌鳥駅徒歩約5分)、堺駅観光案内所(南海本線堺駅すぐ)、堺東観光案内所(南海高野線堺東駅徒歩約1分)の4か所に設けられています。
さらに、このチケットを呈示することで、堺市内の対象店舗や観光施設で割引などの特典が受けられます。例えば、歴史ある町家を改装した「茶寮 つぼ市製茶本舗 堺本館」では、2,200円以上の利用でティーバックのプレゼントがあるほか、「青いナポリウミソバ」ではソフトドリンクやグラスワインのプレゼントが用意されています。
JRと南海の“壁”を越え、世界遺産の百舌鳥・古市古墳群へ
このパスは、世界遺産の百舌鳥・古市古墳群や歴史的建造物など、魅力あふれるスポットを巡るのにも最適です。このパスを使えば、お得な価格でJRと南海を一つのQRコードで通過できます。
例えば、なんば駅から南海高野線で「堺東」へ向かい歴史を楽しんだ後、JRの「百舌鳥駅」へ移動して世界遺産・仁徳天皇陵を鑑賞、最後は路面電車の阪堺電車でレトロな旅情に浸りながら天王寺へ戻る・・・。このような「鉄道会社の垣根を越えたハシゴ旅」をする際に個別に乗車券を買うと、合計2,000円を軽く超えるため、1,500円の本パスでお得な旅が実現できます。

関西圏で広がるQRチケットとシームレスな移動体験
2026年春も「KANSAI MaaS」に限定して発売された本パスは、関西圏における交通デジタル化の着実な進展を象徴しています。これまでは鉄道会社ごとに個別のチケットを購入する必要がありましたが、アプリ内で完結し、JR西日本と南海電鉄という異なる事業者の改札を共通の「QRコード」で通過できる仕組みは、利用者の利便性を劇的に向上させています。
また、1つのアプリで最大4枚まで同時購入でき、同行者にチケットを「分配」できる機能も備わっており、グループ旅行や家族旅行にも使い勝手が良い設計です。インバウンド観光客はもちろん、国内のマイクロツーリズム層にとっても「スマホさえあれば移動できる」という手軽さは、週末のちょっとしたお出かけのハードルを大きく下げてくれるでしょう。歴史ある堺の街と最新のMaaS技術の融合は、これからの鉄道旅のスタンダードを感じさせてくれます。
スマホひとつで、JRから南海、そして情緒あふれる路面電車へと飛び乗るという、デジタル化が進んだ2026年だからこそ叶う、全く新しい堺周遊の形です。6月30日までの期間限定での、お得で快適な堺周遊の旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
(画像:南海電鉄、ZJR西日本、TO写真:I.Sakurai / PIXTA)
鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)
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