2026年は秋川渓谷あじさいまつりへ! 南沢あじさい山と東京サマーランド、2大スポットの3万株が咲き誇る絶景&アクセス完全ガイド

東京都あきる野市の秋川渓谷エリアで、2026年6月6日(土)~7月5日(日)まで「秋川渓谷あじさいまつり2026」を開催します。会場となるのは、1人の男性が50年の歳月をかけて育んだ「南沢あじさい山」と、純白のアナベルが斜面を覆う「わんダフルネイチャーヴィレッジ」の2大スポット。都心から電車とバスでアクセスでき、2施設をおトクに巡れる「共通チケット」も販売します。本記事では、計約3万株のあじさいが咲き誇る各スポットの魅力やアクセス方法、そして豪雨被害から奇跡の復活を遂げた地域のストーリーを紹介します。
2つの個性豊かなあじさい山で初夏を満喫

「秋川渓谷あじさいまつり2026」は、あきる野市内の「南沢あじさい山」と「わんダフルネイチャーヴィレッジあじさい山」の2会場で開催します。それぞれ異なる魅力を持つスポットを巡ることで、初夏の絶景を存分に味わうことができます。
南沢あじさい山:50年の想いが詰まった花の楽園

「ちゅういっちゃん」こと南澤忠一さんが、両親の墓へと続く道に彩りを添えようと、50年もの間たった1人で植え続けた山です。今では50種類以上、1万5,000株を超えるあじさいが咲き誇る名所となりました。高い木々に囲まれた幻想的な雰囲気の中、青や紫の色鮮やかな花々が斜面を彩ります。

わんダフルネイチャーヴィレッジ:純白のアナベルの雪山

東京サマーランドに隣接する広大なエリアで、約60品種1万5,000株のあじさいが楽しめます。ハイキングコースを進んだ先には、斜面一面が純白に染まる「アナベルの雪山」が広がり、山頂からは奥多摩の山並みや秋川を望むことができます。ドッグラン等も完備されており、愛犬と一緒に花めぐりを楽しめるのも魅力です。

鉄道とバスでスムーズに!各会場へのアクセス
週末のおでかけに便利な公共交通機関でのアクセスをまとめました。なお、会期中は両施設をおトクに巡る「2施設共通入山・入園チケット(1,000円)」を販売します。南沢あじさい山の入山料金(中学生以上600円)と、わんダフルネイチャーヴィレッジの入園料(大人850円)を合わせると通常は1,450円ですが、共通チケットを購入すれば合わせて1,000円となり、なんと450円もおトクに! 各会場の受付で購入できるので、両方巡る方は必見です。
南沢あじさい山へのアクセス

JR五日市線の終点・武蔵五日市駅が最寄りとなります。武蔵五日市駅からタクシーで約8分、もしくは期間限定の有料シャトルバス(片道400円)を利用しましょう。駐車場はないため、公共交通機関の利用がおすすめ。車の場合は武蔵五日市駅周辺のコインパーキングを利用します。
わんダフルネイチャーヴィレッジへのアクセス

JR五日市線の秋川駅が最寄りです。秋川駅から路線バス(西東京バス)で東京サマーランド行きに乗車。約10分でサマーランド入口バス停にアクセス。期間中は無料シャトルバスに乗り、約5分でわんダフルネイチャーヴィレッジに到着します。
災害を乗り越え地域で守り継ぐ“あじさいの里”
秋川渓谷のあじさいまつりは、単なる美しい花のイベントというだけでなく、地域の再生と絆の物語が背景にあります。

東京サマーランドのあじさい園は2019年の台風で甚大な被害を受け、一時は壊滅的な状況となりました。しかし、南沢あじさい山の後継者となった若者たち(株式会社do-mo)との連携により、「秋川渓谷をあじさいの街としてつくりあげよう」と再生へ向けて立ち上がりました。
現在も、鹿による獣害や猛暑など自然の脅威と闘いながら、スタッフたちが1株ずつ丁寧に手入れを行い、この美しい景観を守り抜いています。決して「当たり前」ではないこの景色。鉄道で現地を訪れ、この花々を愛でることは、地域の人々の「おもてなしの心」と環境保全の取り組みに直接触れ、応援することにも繋がります。
人の思いと自然の力、そして地域をつなぐ絆が咲かせた秋川渓谷のあじさい。そこには、写真だけでは伝わらない壮大なスケールと、心温まるおもてなしの空気が流れています。
梅雨の晴れ間には少し足を伸ばして、電車の窓から緑深き多摩の風景を楽しみながら、奇跡の復活を遂げた秋川渓谷へ出かけてみませんか? 初夏のさわやかな風と満開の花々が、きっとあなたを癒してくれるはずです。
(画像:秋川渓谷あじさいまつり実行委員会、東京サマーランド)
鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)
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