惜しまれつつ姿を消した鉄道の記憶が、いま鮮やかに蘇ります。日本旅行が2026年1月19日から「岡山の鉄道廃線跡探訪ツアー」を発売しました。このツアーは、同社が2025年に実施した兵庫県の廃線跡ツアーが好評だったことを受け、アンケートで特に要望の多かった岡山エリアで企画されたもの。「同和鉱業片上鉄道」「下津井電鉄」「玉野市営電気軌道」の3つの廃線跡を1泊2日で巡り、普段は見られない車両見学や、当時の面影を残す駅舎・トンネルを巡るウォーキングを体験できます。廃線ファン必見の、濃密な2日間のツアーを紹介します。

保存会の協力で巡る3つの廃線跡

左から、片上鉄道苦木駅跡・玉野市営電気軌道廃線跡・下津井電鉄廃線跡

ツアーは2026年3月14日(土)から15日(日)にかけて開催。現在はサイクリングロードとして整備されている場所や、駅舎などが保存されているスポットを、現地保存会の協力により巡る内容です。

1日目:同和鉱業片上鉄道

柵原ふれあい鉱山公園

初日はJR山陽本線和気駅に集合。「同和鉱業片上鉄道」の廃線跡を探訪します。「柵原ふれあい鉱山公園」ではガイドによる保存車両等の説明を受けるほか、苦木駅跡の見学や、苦木駅跡から河本駅跡と、天瀬駅跡から本和気駅跡、2ヶ所で合わせて約3.4キロの廃線跡ウォーキングを楽しみます。

2日目:下津井電鉄と玉野市営電気軌道

静態保存されている玉野市電「モハ103」

2日目は瀬戸内海側へ移動し、2つの廃線跡を歩きます。「下津井電鉄」では、児島駅跡から下津井駅跡までの約6.5キロを、保存会メンバーとともにウォーキング。下津井駅跡では「下津井みなと鉄道保存会」による説明も行われます。その後、「玉野市営電気軌道」の廃線跡へ移動し、現存する車両「モハ103号」を見学。玉駅跡から宇野駅までの約3.5キロをウォーキングし、宇野駅にて解散となります。

「岡山の鉄道廃線跡探訪ツアー」概要

ツアーパンフレット

このツアーは2026年3月14日(土)出発限定・1泊2日で催行。貸切バスと徒歩での移動となり、参加対象は中学生以上(最少催行人員20名)。旅行代金は3万6,000円です。発売開始は1月19日(月)13:00~インターネット予約限定の商品で、申込締め切りは出発15日前の16:00となっています。ただし席には限りがあるため、早めの申込がおすすめです。

地域住民に惜しまれつつ姿を消した鉄道の記憶をたどる旅。ウォーキングを中心とした行程のため、動きやすい服装で参加しましょう。
(画像:日本旅行)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

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