フィリピン航空がワンワールドに正式加盟! マニラ・セブを拠点にグローバルネットワーク拡大へ JAL・ANAマイラーが注目する理由とは?

2026年6月、フィリピン航空は「ワンワールドアライアンス」への加盟に向けた合意を発表しました。加盟完了とサービスの統合は2027年内を予定しています。フィリピン唯一のフルサービスキャリアとして85年以上の歴史を持つ同社の加盟により、マニラやセブを拠点とする東南アジアのネットワークが大幅に強化されます。本記事では、ワンワールド加盟による利用者への具体的な影響や同社が誇る高い運航品質の背景を、分かりやすく解説します。
フィリピン唯一のフルサービスキャリアがワンワールドへ

フィリピン航空は、1941年の創業から85年以上の歴史を誇る、フィリピン唯一のフルサービスキャリアです。マニラとセブを主要なハブ空港とし、国内29都市、さらにアジア、北米、オーストラリア、中東を含む国際線40都市という広大な路線網を持っています。
今回の「ワンワールドアライアンス」への正式加盟により、JALのほか、アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、カタール航空などが加盟する同アライアンスのグローバルネットワークに、フィリピン航空の豊富な路線が組み込まれることになります。フィリピン航空とワンワールドは、今後の連携強化を通じて、さらなるネットワークの拡大とサービス品質の向上を目指します。
国際機関も認める高い運航品質

フィリピン航空は路線の広さだけでなく、そのサービスや運航品質でも国際的に高い評価を得ています。
航空業界の評価機関であるAPEX社からは「2026 Four Star(TM)Major Airline」に認定されています。さらに、2025年には航空データ分析会社Ciriumから、アジア太平洋地域で高い定時運航率を達成した航空会社として評価されており、品質と信頼性の両面で、ワンワールドアライアンスの高い基準を満たす実力を見せています。
ANA出資の中でのワンワールド加盟、日本のマイラーへの影響は?

今回の発表で日本のマイラーにとって気になる点は、フィリピン航空と日系航空会社との関係性です。フィリピン航空の親会社には、ANAホールディングスが出資しています。さらに、ANAとのコードシェア(共同運航)やマイレージの相互積算・特典航空券の提携を行ってきた背景も。ANAは「スターアライアンス」の所属ですから、そのような中で発表されたワンワールドへの加入は、日本のマイラーにとって大きな関心事となっています。
JALマイラーには大きなメリット
同じワンワールドに所属するJAL(日本航空)のマイラーにとって、今回のニュースは間違いなく朗報です。フィリピンへの直行便はもちろん、マニラやセブを経由した東南アジア・オセアニア方面へのフライトで、JALマイルを貯めたり使ったりする選択肢が大きく広がる可能性が高く、アライアンス加盟による直接的なメリットが期待できます。
ANAとの提携は見直しに?
一方で、これまで恩恵を受けてきたANAマイラーにとっては、今後の動向が気になるところです。過去にはアライアンスを跨いで提携を継続したケースもありますが、同じワンワールドのJALとの連携が強まる中で、ANAとの提携が見直される可能性は否めません。両社から発表される今後の対応に注目が集まります。
ワンワールドへの加盟が決まったフィリピン航空。歴史あるフルサービスキャリアが、世界の空にどのような新しい風を吹き込むのか、今後の展開から目が離せません。2027年の正式加盟に向けて、マイレージプログラムの詳細やコードシェア路線の拡大など、今後も新しいニュースが続々と発表されるはず。次回の海外旅行では、ぜひ新たなアライアンスネットワークを活用してみてはいかがでしょうか。
(画像:日本航空)
鉄道チャンネル編集部
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