南海電鉄がなにわ筋線に乗り入れる「次期空港特急」の導入を決定!ピニンファリーナによる日本初の鉄道デザイン

南海電鉄は、なにわ筋線乗り入れに向けた次期空港特急の導入を決定しました。デザインはフェラーリなどを手掛けたイタリアの名門「ピニンファリーナ社」。1994年の運行開始から長年愛されてきた「ラピート」の価値を継承する新たなフラッグシップ車両が、関西国際空港へのアクセスをどう進化させるのか。日本の鉄道史に刻まれる画期的なプロジェクトに迫ります。
【参考】南海・日立と量子技術活用でシステム構築 なにわ筋線にも期待 乗務員・車両計画作業を短縮へ https://tetsudo-ch.com/13032962.html
フェラーリを手掛ける「ピニンファリーナ」が日本初上陸
次期空港特急のデザインを手掛けるピニンファリーナ社は、1930年の創業以来、フェラーリやマセラティといった世界的ブランドを数多く手掛けてきた名門。今回の協業においては、イタリアの高速鉄道「ETR500」や、ロンドンとパリを結ぶ「Eurostar e320」など、欧州の第一線で活躍する鉄道プロジェクトで培った鉄道デザインの知見を、南海の新たな空港特急に生かします。
南海電鉄は「その本質を形にする力と、時代を超えて愛される価値を創造する姿勢に共感し、単なるデザイン会社としてではなく、ラピートが築いてきた価値を未来へ継承し、新しい時代を象徴する存在を共に創り上げるパートナーとして」同社を選定したといいます。
車両にはピニンファリーナ社のエンブレムが掲出される予定です。同社が日本の鉄道車両デザインを手掛けるのは、今回が初の試みとなります。
累計7,600万人が乗車した「ラピート」の魂を継承
大阪・なんばと関西国際空港を結ぶ現在の特急「ラピート」は、1994年9月4日のデビュー以来、2026年6月末までに延べ約7,600万人もの乗客を運んできました。
故・若林広幸氏が手掛けた「レトロフューチャー」を体現するあの独創的なフォルムは、1995年のブルーリボン賞にも輝き、長年「空港アクセスを担う南海」の絶対的シンボルとして君臨。次期空港特急は、この30年以上にわたってラピートが築き上げた価値と精神を継承しつつ、なにわ筋線開業という新たな時代のフラッグシップを目指して開発されます。
(画像:PIXTA)
鉄道チャンネル編集部
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