10月の週末はちょっと日常を離れて、江戸時代の風情が色濃く残る水郷の町へ出かけてみませんか?千葉県香取市で2026年10月9日(金)~11日(日)の3日間、約300年の歴史を持つ「佐原の大祭秋祭り」が開催されます。関東三大山車祭りの一つにも数えられるこのお祭りには、新宿から乗り換えなしで直行できる臨時特急「あやめ」号の利用が断然便利。この記事では、2026年の開催日程や「のの字廻し」などの見どころなどをまとめました。今年は全車指定席の特急列車で、ゆったりと秋の小江戸旅を楽しんでみましょう。

江戸情緒あふれる水郷の町へ!ユネスコ無形文化遺産「佐原の大祭秋祭り」

関東三大山車祭りの一つ「佐原の大祭秋祭り」の歴史と見どころ

関東三大山車祭りの一つに数えられる佐原の大祭は、約300年の伝統を誇ります。10月の第2土曜日を中日とする3日間にわたって行われる秋祭りは、諏訪神社の祭礼として新宿地区で開催。なんと14台もの山車が町中を練り歩きます。総欅造りの山車には重厚な関東彫りが施され、その上には高さ4mにも及ぶ巨大な大人形が鎮座。重さ4トンもの山車を「の」の字を書くように回転させる「のの字廻し」は、まさに息を呑むほどの迫力ですよね。夕暮れとともに提灯に火が灯る頃には、また違った幻想的な夜の風情に包まれます。

JR佐原駅までのアクセスと、江戸風情が残る町並みでの過ごし方

お祭りの舞台となる千葉県香取市・佐原へは、JR成田線の佐原駅下車が便利です。駅に降り立つと、そこから徒歩ですぐに重要伝統的建造物群保存地区に指定された古い町並みが広がります。

佐原は舟運で栄え「小江戸」とも呼ばれます(写真:PIXTA)

市街地を流れる小野川沿いの柳が風に揺れる中、日本三大囃子「佐原囃子」の軽快な音色が響き渡り、まるで江戸時代にタイムスリップしたような感覚を味わえますよ。川沿いの家々の軒先をかすめながら進む山車を間近で眺めたり、沿道の出店でお祭り気分を満喫したりと、秋の心地よい風を感じながらの町歩きは週末の気分転換にぴったりです。

新宿から直通!特急あやめ(佐原の大祭秋祭り)号で快適アクセス

佐原の大祭秋祭りのポスター (香取市)

乗り換えなしのE257系指定席でゆったり佐原へ

佐原へのアクセスでぜひ利用したいのが、祭りに合わせて運行される特急「あやめ(佐原の大祭秋祭り)」号。普段は乗り換えが必要なルートですが、この日は新宿から佐原まで直通運転。全席指定のE257系5両編成が、あなたを一直線に祭りの舞台へと運びます。座り心地の良いリクライニングシートに深く腰掛け、車窓から流れる秋の景色を眺めているうちに、あっという間に小江戸・佐原へ到着。駅弁や車内でのちょっとした会話を楽しむ時間も、特別な思い出の一部に。直通運転だからこその、ストレスフリーな移動が待っています。

特急「あやめ」号の運転日と料金・詳しい時刻表

運行日はお祭りに合わせた週末限定。往路の「あやめ85号」は、新宿 09:25発⇒佐原 11:21着(10月10日、11日運行)。復路は、10月10日が佐原 18:48発⇒新宿 20:40着の「あやめ88号」、10月11日が佐原 15:45発⇒新宿 17:42着の「あやめ86号」となります。

運行情報(イメージ)

全車指定席!特急「あやめ」号の料金と予約のコツ

臨時特急「あやめ」号は全車指定席のため、事前に指定席特急券の購入が必要です。自由席はないのでご注意ください。チケットは乗車日の1ヶ月前(10時)からJRの駅窓口や指定席券売機、またはネット予約サービス「えきねっと」で発売されます。人気の臨時列車なので、お祭りに行く日を決めてできるだけ早めに予約することが、座席確保のためのコツになります。

過去の佐原の大祭秋祭りの様子。「水郷(すいごう)」としても知られます。(写真:PIXTA)

普段は乗り換えが必要な佐原へ、ゆったり座って直行できる特別な週末。たっぷり夜まで祭りを楽しむか、夕方には家路につくか、スケジュールに合わせて選べるのも嬉しいポイント。全車指定席のため、事前のチケット手配を忘れずに。スムーズな直通列車で、秋の行楽シーズンを存分に満喫してください。
(画像:JR東日本、TOP写真:トライビー / PIXTA)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

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