熊本県内の路線バスや熊本市電などで使われている「くまモンのICカード」が、2027年に利用を終える予定です。運営する肥後銀行は8月末、27年3月から「くまモン!Pay」をはじめとする新たなサービスへ順次移行するとしました。

一般向けカードの発行は27年3月末で終了する予定です。カードへのチャージや交通機関での利用、商業加盟店での電子マネー利用は27年9月末まで続き、その後終了するとしています。「くまモンのICカード」から「くまモン!Pay」への残高移行サービスは、26年11月開始予定です。

「くまモンのICカード」は、産交バスグループ、熊本電気鉄道のバス・電車、熊本バス、熊本都市バス、熊本市電で利用できるプリペイド式のICカード乗車券です。商業加盟店では電子マネーとしても使われています。

交通事業者も後継サービスを準備

産交バスは、後継となる新たな決済サービスと定期券サービスの導入に向けて準備を進めています。内容は26年秋ごろに公表する予定です。

熊本市交通局は、市電では「くまモンのICカード」の移行後も「でんでんnimoca」やSuicaなどの全国交通系ICカードを引き続き利用できるとしています。nimoca定期券とモバイル定期券「QUICK RIDE」も継続します。

サービス移行の時系列

「くまモンのICカード」で提供してきた主な機能はそれぞれ以下のサービスに引き継がれます。

・地域のお店での電子マネー決済
→「くまモン!Pay」のQR決済など

・バス・電車などでのチャージ残高による支払い
→「くまモン!Pay」のVisaタッチ決済など

・ICカードを利用した定期券
→2027年4月に交通事業者が導入を予定する新共通定期券へ移行予定

・熊本市「おでかけICカード」
→2027年4月に熊本市が導入を予定する新おでかけICへ移行予定

なお、定期券については、新共通定期券へ円滑に移行するため、交通事業者の窓口で2027年4月以降も一定期間「くまモンのICカード」を取り扱う予定です。

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

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