近年、ホテルは単なる宿泊施設から「街の魅力を深く味わう拠点」へと進化しています。今回は、新幹線が発着する品川駅からわずか2駅、羽田空港へのアクセスも抜群な「OMO5東京五反田 by 星野リゾート」を取材。行き交う列車を見下ろす絶景のトレインビュー客室や充実の館内設備のほか、今回は特別に、予約3年待ちの名店「食堂とだか」などのグルメを味わえる宿泊者限定イベント「ローカルリズムナイト」を体験してきました。出張や鉄道旅の拠点として、五反田のディープな魅力を安全かつ贅沢に楽しめる、新しい都市型ホテルの全貌をレポートします。

「OMO5東京五反田」はどんなところ?

1階エントランスのレトロなネオンサインが目を引きます

「OMO(おも)」は星野リゾートによる、「街ナカ」ホテルブランド。2026年6月現在、全国18ヶ所に展開しており、東京は五反田のほかに、大塚・赤坂・浅草といった街にあります。「OMO」の後ろの数字はサービスの幅を示し、「5」はカフェのあるブティックホテルという位置づけです。

【参考】【星野リゾート】OMO7横浜が4/21開業! 村野藤吾建築「旧横浜市庁舎」を再生、日本初“パン飲み”ベーカリーやハマスタビュー絶景テラスの全貌 https://tetsudo-ch.com/13025845.html

全客室から望む絶景シティビュー

デラックスルーム(画像:星野リゾート)

「OMO5東京五反田」の客室は全室畳張り。靴を脱いでリラックスできます。そして、足元から天井まで広がる大きな窓からは、JR山手線や湘南新宿ライン、足元を行き交う東急池上線を見下ろせる贅沢なつくり。夜になれば輝く夜景の高揚感に浸り、朝にはビル群から登る朝日と沈みゆく夕日にも出会える格別な空間です。

愛犬との滞在を楽しめる

24時間利用可能な屋内ドッグラウンジ

「OMO5東京五反田」は愛犬との宿泊にも対応しています。館内は一部を除きリードを付けるだけで移動でき、撥水ソファや愛犬用のトイレ、食器などを備えた専用の客室「ドッグフレンドリールーム」を完備。専用のドッグガーデンで遊ばせることもできます。

愛犬と記念撮影ができるフォトスポット

屋内のドッグラウンジでは愛犬に食事をさせたり、シャワーを利用したり、記念撮影ができるスペースも備えています。

シャワールームを備えているので、汚れても安心。ドッグフードを温める電子レンジも設置しています

ドッグラウンジの先には、屋外ドッグランがあり、リードなしで愛犬を遊ばせることができます。出入りの際に利用できる水道やタオルも完備していて、万全の体制です。

屋外ドッグランを備えた「OMOドッグガーデン」。テラスは眺望抜群!

「OMOドッグガーデン」のテラスからも、ビル群やトレインビューの素晴らしい眺望を堪能できます。

充実のパブリックスペース「OMOベース」

14階のパブリックスペース「OMOベース」

エレベーターで14階のフロアに降り立つと、真っすぐに伸びるフロアの両側にOMOカフェやショップ、ラウンジなどが並ぶパブリックスペース「OMOベース」があります。まるで小さな街が出現したかのような空間に、自然とテンションが上がります!

夜なので分かりづらいですが……。水を配した緑あふれる空間が広がっています

窓際に目を向けると空中庭園が広がっていました。心地よい木陰や涼やかな水辺を感じながらくつろぐことができます。

夜の「OMOカフェ」

朝食会場としても利用されている「OMOカフェ」。朝は天気が良ければ富士山が見える爽やかな空間ですが、夜は落ち着きのある大人の空間を演出。テーブルには貸し出し⽤のボードゲームやカードゲームがセッティングされ、くつろぎながら楽しめるようになっていました。

無料のロッカーに荷物を預けることができて便利

OMOベースにはチェックイン前から自由に使えるロッカーも完備されており、荷物を預けて身軽に街へ繰り出せるのも旅行者には嬉しいポイントです。

都市観光の拠点に最適な立地

旧ゆうぽうと跡地にできた複合施設「五反田JPビルディング」内にある「OMO5東京五反田」(写真右)。すぐ横を東急池上線の高架が走り、ダイナミックなトレインビューを堪能できる立地です

出張や旅行、さらには鉄道での遠征において、宿泊地の「交通利便性」は重要です。「OMO5東京五反田」は、JR山手線や都営浅草線、東急池上線が乗り入れる「五反田駅」から徒歩約6分、東急池上線「大崎広小路駅」から徒歩約1分というロケーションに位置し、新幹線が発着する品川駅までわずか2駅、羽田や成田へのアクセスも良好という絶好のポジションを誇ります。

「OMO5東京五反田」は「五反田JPビルディング」の14~20階、地上60メートル以上にある高層ホテルです

「OMO5東京五反田」の価値は交通利便性だけではありません。五反田特有の「新旧が入り混じるディープな食文化」を享受できるエリアであり「OMO5東京五反田」はその立地を最大限に活かし、宿泊者限定の特権として提供しています。予約困難店の味をホテルで楽しめる仕組みや、並ばずにハシゴ酒ができるパスの導入など、単なる宿泊を「街とシームレスに繋がるエンターテインメント」へ昇華させる、独自の取り組みを紹介します。

五反田の街を丸ごと楽しみ尽くす

「肉の聖地」なる異名を持ち、グルメタウンとして知られる五反田。その立地を活かし「OMO5東京五反田」では五反田の食を満喫するためのサービスを用意しています。

ご近所マップをチェック!

OMO名物「ご近所マップ」。おすすめの店をいつでもチェックできます

OMOと言えば「ご近所マップ」。OMOレンジャーが、ガイドブックには載っていない「ご近所情報」を集めた地図をもとに、五反田の街歩きを楽しめます。

一押しの店はどこ?「五反田ご馳走レセプション」

「五反田ご馳走レセプション」

16:00~18:00には、五反田の街を知り尽くしたスタッフによる「五反田ご馳走レセプション」を開催。テーマに合わせておすすめ店を紙芝居形式で紹介してもらい、自分に合った一軒を知ることができます。

「ひとさら de ご馳走パス」でサクッと美食体験

「ひとさら de ご馳走パス」イメージ(画像:星野リゾート)

「ひとさら de ご馳走パス」は、限られた滞在時間で効率よく五反田の食文化を楽しめる、OMO宿泊者限定のサービスです。当日飛び込みでは入店が難しい人気店の席を30分限定で確保店主自慢の一皿と一杯でちょい飲みを楽しみましょう。当日フロントで販売する先着順のチケットを購入することで体験できます(売り切れ次第終了)。

特別な夜を満喫!「満チル・五反田ナイト倶楽部」に潜入

光の演出が美しいシャンパンタワーなどが登場

夜のメインイベントとして開催されているのが、グルメタウン五反田の“締め”を楽しむ「満チル・五反田ナイト倶楽部※」。OMOブランドが展開する「ローカルリズムナイト」の一環で、食事の後から寝るまでの時間を充実させてくれるイベントです。「宿泊者限定」の特別な体験ですが、今回は特別に体験させていただきました。(※・は星マーク)

ネオンとシャンパンタワーが彩る空間

筆者の取材時は、直前に関東で震度5弱の地震が発生した影響で、安全に配慮し、演出が縮小されていました

会場となるOMOベースには、高さ約2.5メートルのネオンサインとシャンパンタワーのオブジェが登場。新旧さまざまな飲食店が混在する街並みから着想を得た色鮮やかな空間が、五反田の賑やかな夜を演出します。無料で提供される、ノンアルコールのスパークリングワインを味わいながら特別な空間を満喫しましょう。

ノンアルコールのスパークリングワインが無料で振る舞われます

五反田の名店の味が勢揃い

無料で提供されるノンアルコールのスパークリングワインと、ワゴンから注文できる「最高の締めセット」「パーティセット」

予約3年待ちの人気店「食堂とだか」が考案した「甘納豆チーズケーキ」をはじめ「LES CACAOS」のチョコレート、鶏肉専門店「信濃屋」のおつまみプレートなど、五反田を代表する名店の味をホテル内で楽しめることも大きな魅力。寝る直前まで極上の晩酌を楽しめます。

桑原商店セレクトのペアリングを楽しめる「最高の締めセット」

筆者は老舗酒店「桑原商店」がセレクトしたペアリングを楽しめる「最高の締めセット(1,800円)」と「パーティセット(1,500円)」を注文。「最高の締めセット」は、鶏だし専門店「信濃屋+」のスープと「農口尚彦研究所」の大吟醸、「LES CACAOS」のチョコレートアイスと長野県佐久市・伴野酒造の甘口日本酒「BeauMichelleBLISS」、五反田駅近くの人気店「SAISON bakery&coffee」によるおつまみクルトンハーブと長崎県・でじま芳扇堂のどぶろく「芳扇」という贅沢な組み合わせを堪能。「桑原商店」はモダンな角打ちとして有名ですが、ここでは同店がセレクトした酒と肴を、好きなスペースで座ってゆったりと味わえます。

「パーティセット」に入っている「甘納豆チーズケーキ」は単品で800円。多くの人が注文する人気メニューです

「パーティセット」は前述の「甘納豆チーズケーキ」と「LES CACAOS」のチョコナッツ、おつまみプレートと同じクルトンの組み合わせ。甘納豆チーズケーキは甘さ控えめでいくらでも食べられそう。スタッフさん曰く一番人気のメニューということですが、納得のおいしさです。チョコナッツは、おつまみセットの甘口な日本酒とよく合います。スイーツの合間に食べるおつまみクルトンハーブの塩気も絶妙で、いずれも文句なしの美味しさでした。

一体感に包まれる「五反田乾杯タイム」

「OMOレンジャー」の呼びかけで人が集まってきました

毎日21:00と21:30には「五反田乾杯タイム」が行われます。街を愛するスタッフ「OMOレンジャー」の掛け声で、国内外から集まった宿泊者のみなさんと、前述のノンアルコールスパークリングワインで乾杯!

参加者全員に記念ステッカーが配られました

筆者が参加した21:00の回も大いに盛り上がり、最後は記念ステッカーをGET。誕生日や記念日の方は事前に「お祝いシール」をつけておくと、OMOレンジャーからチェキのプレゼントとお祝いがあるそうです。

記念日の場合は参加前にステッカーの準備を済ませておきましょう

五反田ならではのディープなグルメ文化と、星野リゾートならではの洗練されたくつろぎが融合した「OMO5東京五反田」。煌めくネオンとシャンパンタワーの下で名店の味に酔いしれ、客室に戻れば都心の夜景とトレインビューを堪能できる。そんな贅沢な時間がここにはあります。出張のついでや週末の小旅行、そして鉄道旅を彩る特別な拠点として、ぜひ次の旅の計画に加えてみてはいかがでしょうか。

文・写真:斎藤若菜

(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

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