2017年度の鉄道・バス設備投資計画は総額105億円――。相模鉄道は5月10日、2017年度鉄道・バス設備投資計画を発表。鉄道事業に98億円、バス事業に7億円、総額105億円を投資します。

相模鉄道の鉄道事業では、安全と安定輸送を確保するため車両機器や電気設備の更新を実施。また「デザインブランドアッププロジェクト」の統一コンセプトに沿った新型車両の導入や、既存車両・駅舎のリニューアル、ホーム待合室、行先案内表示装置の新設なども行います。

相鉄バスのバス事業では、バリアフリー化を推進し、大型・中型ノンステップバス20台を導入。IC定期券導入の準備をすすめ、利便性向上を図ります。

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鉄道事業98億円には、相模鉄道本線(星川~天王町)連続立体交差事業や、8000系車両の重要機器更新、トンネルの内部改修、変電所設備の更新、相鉄・JR・東急直通線に向けた新型車両の導入、9000系車両リニューアル、西横浜駅・緑園都市駅・弥生台駅のリニューアル、二俣川駅駅舎の増築、海老名駅総合改善事業、鶴ケ峰駅ホーム待合室の新設などをあげています。

「2019年度下期に相鉄・JR直通線、2022年度下期に相鉄・東急直通線の開業に向けて、新型車両を導入。今年度は、新型車両1編成10両を導入する予定。新型車両の詳細は6月頃に発表する予定」

また、バス事業7億円には、 オートマチックトランスミッションを採用した大型・中型ノンステップバス20台導入、2018年度スタート予定のIC定期券の導入準備などが含まれています。