2017年度の鉄道事業設備投資計画は対前年で39億円増の総額157億円――。京成電鉄は5月10日、2017年度鉄道事業設備投資計画を発表。

「安全対策の強化」分野では、日暮里駅ホームドア設置、ホーム非常通報ボタンとC-ATS(自動列車停止装置)の連動化、ホーム上の内方線付点状ブロック整備、駅舎・高架橋柱・橋脚の耐震補強工事、法面補強工事、省エネルギー車両3000形(8両編成3本)新造、押上線 葛飾区内(四ツ木~青砥)連続立体交差事業、AE形スカイライナー車両の防犯カメラ更新 などをすすめます。

「サービス向上」分野では、京成上野駅リニューアル工事、トイレのリフレッシュ工事、京成大和田駅・鬼越駅バリアフリー化、駅や車内の案内を多言語化、ホーム上に行先表示器新設、AE形スカイライナー車両の車椅子スペース増設 などをあげています。

また環境対策として、駅・車内照明のLED化も推進。今回、新造する3000形車両(8両編成3本)の客室内照明をすべてLED照明にし、既存の3700形車両(8両編成2本、6両編成2本)の客室内照明もLED化します。