西鉄 藤田浩展役員 語る…新型観光列車計画の進捗や8000形の行方

2017.05.18

西日本鉄道は5月17日、都内でグループ事業戦略説明会を実施。同社代表取締役社長で執行役員の倉富純男グループ代表と同社上席執行役員で事業創造本部の藤田浩展本部長が登壇し、第1部で倉富代表が本年度事業計画を、第2部で藤田本部長が新型観光列車の概要などについて説明しました。

第2部 2017年度事業計画説明で藤田本部長はまず、同社が導入をすすめる新型観光列車の考え方について「沿線地域資源と観光を結びつけるもの」「沿線地域資源・魅力の発掘・発信」をあげ、“沿線価値”にこだわることを伝えました。

この観光列車は、地域消費、企業・団体などの販売拡大支援、観光客増加、沿線イメージ向上、居住人口増加などを担うコンテンツと位置づけられています。

利用者ターゲットは、「時代の変化に敏感で自分流に楽しみを広げる『クリエイト型』」と、「堅実で社交的、ほどよい新しさを好む『安定型』」の2タイプで、20~50代の女性をメインに展開。天神大牟田線沿線の食材を使った料理を試しながら、沿線風景をゆっくり楽しめるダイヤで列車を走らせます。

料金は「地域住民、観光客、どちらも利用しやすい価格を設定する予定」と同社。この新型観光列車のプロデュースは、JR東日本「東北エモーション」や「走る美術館、現美新幹線」などで実績があるトランジットジェネラルオフィス、デザインはランドスケーププロダクツです。

編成は、「既存の通勤車両を改造し、3両編成で走らせる」と伝え、8000形を改造した『旅人』『水都』などとは「一線を画する構成にするものに」とアピール。今年度から車両設計やネーミング、料理、ダイヤ、料金などの検討に入り、2018年度に車両を改造。2019年春の運行開始をめざします。

また、1989年に登場した8000形も「順次廃止していく」と同社。今年度中に『旅人』『水都』の車両を換装する構想があることも伝えていました。


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