三重県志摩市、近鉄志摩線の終着駅、賢島――。この駅に5月26日、伊勢志摩サミットのレガシー(資産)を次世代に引き継ぐ場「伊勢志摩サミット記念館『サミエール』」が誕生。伊勢志摩サミットゆかりのメニューや観光特急「しまかぜ」車内メニューが試せるカフェも開業します。

この「カフェ サミエール」は、2016年に開催されたG7 伊勢志摩2016「伊勢志摩サミット」で、G7首脳や各国の報道陣などに伝えた三重県産の日本酒、地ビール、飲料などを提供。オリジナルメニューとしてG7にちなむ食材を使った「サミットドリアセット」や、近鉄の観光特急「しまかぜ」の車内メニューの一部も提供します。このカフェを手がけるのは、近鉄リテーリング。

伊勢志摩サミットにちなんだオリジナルメニュー「サミットドリアセット」(1000円)は、ドリア、スコーン、シーザーサラダまたはクラムチャウダーまたはオレンジジュースのセット。グラタンがフランス、シーザーサラダ・クラムチャウダー・オレンジジュースがアメリカ、スコーンがイギリス、ソーセージがドイツ、トマトソースがイタリア、ライスが日本、メープルシロップがカナダを想わせます。

ADVERTISEMENT

また、観光特急「しまかぜ」車内メニューは「海の幸ピラフ」(1340円)、「松阪牛カレー」(1340円)、「うな重」(1700円)をそろえます。