さて、七里ヶ浜の海岸沿いを走る江ノ電のハイライト部分です。稲村ヶ崎駅を出てしばらくすると・・・正面に江の島が見える絶景ポイントです。

江の島を見ながら七里ヶ浜を行きます。天気が良かったのですがにわかに曇ってきました。

七里ヶ浜駅。1903年(明治36年)田辺駅として開業。1915年(大正4年)行合駅に改称されましたが1951年(昭和26年)現在の七里ヶ浜駅になりました。駅の近くに神奈川県立七里ヶ浜高校があるので生徒さんたちでしょうか。昼頃なのに下校です。中間試験なのかな。

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江ノ電は再び道路と並走します。柵は有りません。

線路はまた海岸に出ます。江の島が見えました。狙ったワケではありませんがフェラーリが走ってきました。流石に絵になりますね!

ちょっと山側に入ってすぐにまた海に向かいます。1953年(昭和28年)に開設された峰ヶ原信号所で停車しました。列車交換の有無によらず列車はこの信号所で停止します。

江の島が眼の前にあります。

交換する列車が来ました。2006年(平成18年)登場の最新型500形です。江ノ電では初めてVVVFインバーター搭載の省エネ車両です。2003年(平成15年)に引退した旧500形のイメージを継承しています。江ノ電に乗っていると電車の写真を撮っている人が多く居ます。

鎌倉高校前駅の写真スポットで有名な鎌倉高校前1号踏切です。眼の前に七里ヶ浜が広がります。週末ともなると”にわかカメラマン”がスマホをかまえて右の坂道に行列しています。この日もウィークデーですが、20人以上のカメラマンが居ました。

鎌倉高校前駅。1903年(明治36年)日坂駅として開業、1953年(昭和28年)に現在の鎌倉高校前駅に改称されました。記号的な湘南イメージとして映像に多用されてきた駅です。

海を離れて腰越駅に着きます。1903年(明治36年)谷戸駅として開業しました。1948年(昭和23年)腰越駅に改称されています。4両編成の場合、ホームが短いので鎌倉側の最後尾1両のドアが開きません。

ここから先は江ノ電で唯一の併用軌道です。

約500m、江ノ島駅近くまで商店街を走ります。江ノ電が来ると停まって待つクルマが多いです。幹線ではないので地元の分かっている方々なのでしょう。

電車は左カーブして国道467号線を渡ります。

江ノ島駅に近づきます。左手前に留置線があります。

江ノ島駅に近づいた所で急に雨が落ちてきました。

これ以降、藤沢まで雨が降り出してしまいました。前面展望の撮影に支障をきたします。【私鉄に乗ろう 10】江ノ電 その3 湘南海岸公園〜藤沢 に続きます

(写真・記事/住田至朗)