鉄道分野にも入り込む技術_TDKのスマートウィンドウ「Ag-Stacked Film」【CEATEC JAPAN 2018】
ボタンを押すと、曇りガラスと透明ガラスに切り替わる。ふしぎ―――。
TDKは、Ag積層型(Agスタック)透明導電性フィルムを「省エネルギー・創エネルギーに貢献する機能性フィルム」とうたって展示。
これTDKが新開発した、プラスチックフィルム基材に透明導電膜のAg合金薄膜を形成したAg積層型(Agスタック)フィルム。
「ITO(Indium Tin Oxide)フィルムと同等の高透過率を維持しつつ、さらなる低抵抗化を達成するとともに、優れた屈曲性を実現」(同社)
フレキシブルなディスプレイや照明、ウェアラブル端末の透明電極をはじめ、調光窓(スマートウインドウ)やOPV(有機薄膜太陽電池)など、省エネ・創エネに貢献できる新タイプの透明導電性フィルムという。
ボタンを押すと、曇りガラスと透明ガラスに切り替わるから、「自動車だけでなく鉄道などあらゆるモビリティにも展開が可能」とスタッフは話していた。
TDKのAg積層型(Agスタック)透明導電性フィルム【CEATEC JAPAN 2018】 pic.twitter.com/vaxLAoby0B
— 鉄道チャンネルニュース班 (@tetsudo546) October 16, 2018