【私鉄に乗ろう 13】わたらせ渓谷鐵道 その4 神戸駅〜沢入駅
渓谷を抜けて渡良瀬川の河原が見えます
山間部の朝、谷間には陽が射さないので、山の上の方だけ眩しいのです。
この左側の建築物が謎です。
明らかに廃墟。帰路にまた撮影しています。
第一神土トンネルも登録有形文化財です。速度制限35km/h。
こちらも登録有形文化財の第二神土トンネル。
渡良瀬川に沿って。
神戸(ごうど)駅。右に東武鉄道日光線の元1720系「デラックス・ロマンス・カー」の2両をそのまま使うレストラン清流があります。早朝なので開店前でした。神戸駅のプラットホームも登録有形文化財です。
下り足尾行側に良い感じの木造駅舎(登録有形文化財)があります。学生さんが降りていきました。
駅名標とレストラン清流、デラックス・ロマンス・カーの後にネオンがあります。
神戸駅から沢入駅間6kmは1973年(昭和48年)草木ダム建設によって線路が付け替えられ7.0kmになりました。この草木トンネル(5、242m)で高低差140mを一気に登ります。写真では分かりませんがスラブ軌道になっています。
草木トンネルを抜けると第一渡良瀬川橋梁(196m)で草木湖を渡ります。
鉄橋を渡るとすぐに沢入トンネル。
そして黒坂石川橋梁を渡って
沢入(そうり)駅です。群馬県最後の駅。「ぐんまワンデーパス」はこの駅までなので、ここから間藤往復分は別途精算です。
跨線橋があります。プラットホームは登録有形文化財。
相対式2面2線。ホームの風情ある四阿(待合所)も登録有形文化財。
ログハウスの駅舎は上りホーム側。無人駅です。
駅名標。難読駅名です。
交換する上り列車を待ちます。
と言ふ理由で【私鉄に乗ろう 13】わたらせ渓谷鐵道 その5 原向駅〜足尾駅 に続きます。
(写真・記事/住田至朗)