【私鉄に乗ろう 13】わたらせ渓谷鐵道 その3 本宿駅〜小中駅
いよいよ渓谷に入ってゆきます
わたらせ渓谷線は渡良瀬川と国道122号線の間を走っています。
次は本宿駅。1989年(平成元年)わたらせ渓谷鐵道に移管された時に開業した駅です。
この辺りから古路瀬渓谷と呼ばれる紅葉の名所。見えている城下橋梁と城下トンネルは国の登録有形文化財です。右に見えている水道橋の左側に国道122号線の城下トンネルがあって、昔その辺りに刑場があったとかで、かなり有名な心霊スポットらしいです。
紅葉の名所らしい風景が続きます。
水沼駅に到着。
温泉センターが併設されています。うーん、温泉もいいなぁ。
駅名標。
列車交換です。「わ89ー310形」313号は1990年(平成2年)に導入されました。
県道257号の五月橋が見えます。
支流の小黒川を橋梁で渡ります。
もうすぐ花輪駅ですが、この線路脇の道、謎のアップダウンは?。
花輪駅です。複数の人がホームで待っています。7時半頃なので通学する学生さんたちでしょうか。
童謡「うさぎとカメ」の作者石原和三郎さんが近くの花輪小学校の校長先生を努めていたそうです。花輪小学校は記念館になっています。
中野駅です。右に渡良瀬川が見えます。東京の中央線にも中野駅はありますが、ちょっと雰囲気が違います。でも喧噪も俗っぽい看板もなく、閑かで空気は清涼ですし、聞こえるのは鳥の声くらい。こちらの中野も良いところです。
小中川橋梁も登録有形文化財です。小中駅が見えています。
小中駅。ここにも通学の学生さんが待っていました。
駅名標。
この辺りで【私鉄に乗ろう 13】わたらせ渓谷鐵道 その4 神戸駅〜沢入駅 に続きます。
(写真・記事/住田至朗)