手前の川は、何と三途川【私鉄に乗ろう 79】上信電鉄再挑戦その6

2019.02.18

吉井駅を出てこのカーブを曲がると上州福島駅の先まで線路は定規で引いた様に真っ直ぐ西に進みます。

真っ直ぐ!真っ直ぐ!真っ直ぐ!

1.7kmで西吉井駅。

ホームと駅名標。1971年(昭和46年)開業の比較的新しい駅。2005年(平成17年)まで有人駅だったという方が意外なほど閑かな駅です。

西吉井駅と次の上州新屋(じょうしゅうにいや)駅が単式ホームで列車交換ができないので、その間に新屋信号所があります。

1981年(昭和56年)開設。上信電鉄にある三箇所の中では最も使用頻度が低い信号所。交換がない場合は上り列車も直線側を走ります。

1.2kmで上州新屋駅。手前の川は、何と三途川!御存知でしょう?冥土(あの世)に行く途中に三途川があって、死者は7日目に必ずこの川を渡ります。その渡し賃が六文銭。川のほとりにある衣領樹(えりょうじゅ)という樹の下に、奪衣婆(だつえば)がいて、川を渡ってくる罪人の衣服をはいで、樹の上の懸衣翁(けんえおう)に渡します。懸衣翁は衣服を樹の枝にかけて罪の軽重を計り、この結果を閻魔大王に送るのです。

この三途川にも200mほど上流に三途橋という橋があって、そのたもとに奪衣婆を祀る姥子堂(うばごどう)というお堂があります。所在地は、甘楽町大字金井381-1。

駅名標。1915年(大正4年)新屋駅として開業。1921年(大正10年)上州新屋駅に改称されています。

木造駅舎があってちょっと寄ってみたくなります。マジでレンタカーを借りて駅舎探訪もしたいなぁ。

出発した電車、踏切から駅舎正面が見えました。2004年(平成16年)まで有人駅でした。

【私鉄に乗ろう 79】上信電鉄再挑戦 その7 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)


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