MAMORIO 西武鉄道と共同で「お忘れ物自動通知サービス」の実証実験開始
西武鉄道 MAMORIOと実証実験を開始
落し物防止タグ「MAMORIO」を付けた所持品が、西武線内の所定の駅に届けられた際、専用アンテナが所持品に付いている「MAMORIO」の電波を受信し、所持品の所在地を「MAMORIOアプリ」をインストールした利用者の端末へ自動的に通知するサービスです。この実証実験では、西武鉄道のなかでも忘れ物取扱件数の多い池袋駅、所沢駅、飯能駅に専用アンテナが設置されます。
※紛失時に利用者自身が「クラウドトラッキング」機能をONにする必要があります。
実験開始は8月1日(火)初電から
西武線の駅構内や列車内に忘れた物は、拾得された駅で3日間保管された後、取り集め駅へ送付され、最寄りの警察暑に引き渡されます。この3日間に忘れ物をした本人がアプリの告知を見て遺失物を回収すれば良いというストーリーです。
東急電鉄、相模鉄道、東京メトロ、小田急電鉄、京王電鉄に続いて西武鉄道が6社目
MAMORIOのタグを付けて利用者の遺失物を自動通知するという実証実験を行うのは、首都圏の大手私鉄で西武鉄道が6社目となります。複数の私鉄を利用する人にとっては残る東武鉄道、京成電鉄、京急電鉄の動向が気になるところです。そして最も多くの利用者を運ぶ=最も忘れ物が多いであろうJR東日本の動きも気になります。利用者が増えればスケール・メリットでMAMORIOが低廉化することも期待できるかもしれませんね。