JR西日本は、特殊制限箇所で速度制限標識を設置していない場所があったのを確認。

該当箇所は、現時点で紀勢線、和歌山線 五条~和歌山、阪和線 日根野~和歌山 の3線区29か所。

10月25日、該当する箇所について、乗務員に周知・指導した。

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同社は、同標識が設置されず、従来の速度で運行していた場合にも安全上の問題なし。脱線・転覆等の危険性はないと伝えている。

未設置のままだった経緯は、2019年春のダイヤ改正で、従来の車両よりも加速度の高い227系が導入されることなどにある。

同社は特殊制限箇所で、227系専用の速度制限標識を新たに設置。他の車両形式に対する速度制限標識が設置しなかった。