8月最終土曜日、新宿を早朝に発つ189系臨時特急あずさ71号は登山客で満席 JR東日本
「本日、座席指定券はすべて発売済みです。指定券をお持ちでない方は、自由席をご利用ください」
8月26日、新宿駅。朝6時20分、9番ホームには「ASAMA」と記された189系(N102編成)の姿。新宿を最も早く発つ特急あずさ71号(9071M)が6時30分の発車を前に、前照灯を落として静かに待機中。
松本車両センターのE257系やE351系が担う特急あずさと違い、この早朝臨時特急版は長野総合車両センターの国鉄型特急車189系が入ります。
客室は、エル特急時代を想わせる懐かしい雰囲気。この日は、山好きな男女で満席。大きなリュックが網棚を埋め尽くしていました。
あずさ71号を見送ったこちらは、高速道路で山中湖へ。土曜日の朝とあり中央道は調布IC付近から断続的に渋滞、ノロノロ。石川PA(東京都八王子市)で休憩をとった9時半ごろ、あずさ71号は、甲府と小淵沢の間を走っているはず……。
この長野総合車両センター189系によるあずさ71号は、9月16・17日の土曜日曜にも運転される予定です。