鶴見線には終端駅が3つあります

扇町駅は鶴見線の終端駅の1つです。周囲は運河で駅は島の上にあります。浅野財閥による埋め立て地なので浅野家の家紋である扇から駅名が付けられました。人家はほとんど見当たらず工場が並んでいます。

鶴見線自体が私鉄の鶴見臨港鉄道によって敷設されています。鶴見線は戦時買収で1943年(昭和18年)国有鉄道になりましたが、鶴見臨港鉄道という会社自体は社名変更せず現存している様です。もちろん鉄道事業者ではありません。1930年(昭和5年)から電車による旅客営業を始めました。分割民営化後はJR東日本とJR貨物の運営する駅になっています。

広大な貨物エリアが広がっています

扇町駅〜浜川崎駅間は旅客専用線と貨物列車用の線路が単線で並行しています。写真の一番左の線路の先に扇町駅があります。

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貨物線は単式棒状ホームの横を通って三井埠頭専用線が南に延びています。

猫がゴロゴロしています

理由は分かりませんが猫が駅構内を我が物顔でウロウロしています。数えた感じでは5〜6匹。

人間が近づいても逃げませんが、飼い猫でなさそうです。「ニャンか 用事?」という感じ。

「猫に餌をやらないで」と書いてありましたが、複数の餌皿がありました。

猫たちを観察していたらあっと言う目に鶴見行の電車がきました。

(写真・記事/住田至朗)