東急電鉄は、11月4日以降、急行列車を6両編成から7両編成に順次変更する。来春には、新型車両6020系を導入し、2018年3月ダイヤを改正で、さらなる輸送力を増強させ混雑緩和を図る。

大井町線急行用車両に新型車両6020系を導入

新型車両6020系は、大井町線の急行車両として2018年春に7両編成2本を導入。同形式は、田園都市線の新型車両2020系と同様、車内にナノイー方式空気清浄機を設置し、座席は背もたれの高いハイバック仕様を採用。車内の快適性向上を図る。

また、ドア上に配置するデジタルサイネージでは、多言語案内を強化し、ニュースや天気予報など充実した情報サービスを提供。

急行7両化、来春ダイヤ改正でさらに輸送力増強

2008年3月から急行運転を始めた大井町線。年々混雑率も上昇しているなか、混雑緩和と利便性向上を目的に、11月4日以降、急行列車を6両編成から7両編成に順次変更。全6編成の7両編成化は、2018年3月に完了する予定。

また、2018年3月にはダイヤ改正を実施し、朝ラッシュ時間帯の運転パターンを変更。急行列車の運転本数増加、7両編成化などで輸送力増強・混雑緩和を図る。さらに、日中時間帯は各駅停車も増発させる。