新型有料特急列車「3900形」外観イメージ

京成電鉄は10日、2028年度の運行開始に向けて製作中の新型有料特急列車「3900形」の車両コンセプトおよびデザインを公開し、あわせて列車の愛称募集を開始しました。新型特急は押上~成田空港(空港第2ビル)間を最速30分台前半で結び、将来的には都営浅草線や京急線への直通運転を目指すといいます。

【参考】押上~成田空港間を30分台前半で結ぶ!京成、2028年度導入予定の新型特急イメージを一部公開 成田スカイアクセス新線整備計画にも注目(※2026年2月掲載記事) https://tetsudo-ch.com/13023012.html

押上~成田空港を最速30分台で結ぶ「3900形」

京成電鉄が新たに導入する有料特急「3900形」は、都心と成田空港間の輸送力増強およびサービス向上を目的とした車両です。最高速度は160km/hを誇り、押上~空港第2ビル間を最速30分台前半で結ぶ計画となっています。

車両コンセプトは「都心と成田空港を所要時間30分台前半で結ぶ新たな特急列車」。デザインコンセプトは「日本らしい、やわらかな整いと華やぎ」です。外観は春の華やかさを連想させるピンクを基調とし、車体前面と側面にブラックのラインを配することでスピード感と日本の簡素さを表現。前照灯は桜の花びらをモチーフにした特徴的な形状となっています。

内装にはベージュやブラウンなど落ち着いた色調を採用。また、1編成につき1両「特別車」が設定されるのも大きなポイントです。特別車は3列シート(シート幅は一般車比+30mm、シートピッチ+180mm)となり、後部座席を気にせずリクライニングできるバックシェル構造のシートや、高級感のあるカーペット床を採用。ワンランク上の快適な空間が提供されます。

一般車内装イメージ
特別車内装イメージ

このほか、スムーズな乗降を図るため乗降口を1両につき片側2箇所、荷物スペースは4箇所設けられます。全座席にACコンセントおよびUSBポート(Type-C)付き。女性専用トイレを設けるほか、各車両に空気浄化装置、防犯カメラを設置しています。

愛称募集キャンペーンの概要

2028年度の運行開始に向け、本特急列車の愛称募集キャンペーンもスタートしました。採用された愛称は、駅の案内表示や広報物などで広く使用されることになります。

応募期間は2026年7月10日(金)から8月16日(日)まで。京成電鉄の特設サイトから1人1回(最大3個)まで応募が可能です。採用された愛称に応募した方の中から抽選で「旅行券20万円分」や「京成ホテルミラマーレ トレインルーム ペア宿泊券」などの豪華賞品が当たるほか、応募者全員の中から抽選で10名に非売品のオリジナルグッズがプレゼントされます。なお、愛称の発表は2027年度中の車両公開に合わせて行われる予定です。

都営浅草線や京急線への直通という壮大なビジョンを描く京成電鉄の新型有料特急「3900形」。最高時速160kmで駆け抜ける車両にふさわしい、素敵な愛称を考えてぜひ応募してみてはいかがでしょうか。

(画像:京成電鉄株式会社)

鉄道チャンネル編集部
(旅と週末おでかけ!鉄道チャンネル)

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