レールが一本、連なる貨車【ここどこ?】
鉄道物件を斜めから見ていくシリーズ「ここどこ?」―――今回は、シールドトンネル工事中のなかを行く貨車の世界へ。
写真は2009年ごろ。首都高速道路が撮影した写真。この画像をみてこの時点でピンとくる人は、さすが。
現場は、中央環状線山手トンネル(高速湾岸線~高速3号渋谷線)中央環状品川線。
ドリルもぐらのようなシールドマシンが地中を掘削していくシールドトンネル工事現場では、たいてい線路が敷かれているって、知ってた?
もちろん、資材運搬などに使うレール。でもこの写真をあらためてみなおしてみて、あれ?って思う。
レールが……1本?
貨車の左右にはタイヤのような車輪もみえるから、このまんなかのレール1本はガイド的な役目?
いやー街のなかを走る列車もあれば、こうした道路建設現場や鉄工所、水産加工場にのびる線路もあるんだね。
―――きょうも、「ここどこ?」という地をさ迷いながら、答えを探しに歩くシリーズ「ここどこ?」。
次回はどんなスポットに鉄道物件が隠れているか……!?
こんどは水産加工場で出会った線路などを。