東京・渋谷、11月6日。
ファイヤー通りの神南郵便局前交差点を背にして、山手線の「上渋谷ガード」を見る。

ガードにタイル絵と壁画。無許可アートだろうから、声高に「いいね」とはいえない。
それにしても、どうやってあの位置に描くのか。どうやってタイルを貼るのか。

痛い中年記者はすでに、新宿・渋谷・恵比寿といった山手線の左側半分は仕事以外の用事では行かないエリア。
たまに渋谷を歩くと驚くことばかり。

あの渋谷カルチャーを発信し続けた白壁が…

こんどは山手線 上渋谷ガードを背にして神南郵便局前交差点を越え、オルガン坂をのぼる。
スペイン坂へ通じる小道がふさがり、あの渋谷パルコが、ない。

渋谷パルコは、地上20階・地下3階建てのビルに生まれ変わり、2019年に再起動すると。
地下1階から地上8階までが店舗、9階から上が賃貸オフィスになるという。

大変身をとげる途中の渋谷、ここにも――――。