【私鉄に乗ろう 27】松浦鉄道 西九州線 伊万里〜佐世保 その6(8)

2017.11.17

佐世保市から出て北松浦郡佐々町に入ります

高岩駅です。1989年(平成元年)開業。

駅名標。ホームから駅名の由来になった高さ30mの断崖が見えるそうですが、前面展望と駅名標とかに忙しくて気が付きませんでした。平戸八景のひとつ、とか、惜しいコトをしました。

いのつき駅。1990年(平成2年)開業。1990年開業グループ(里、鳴石、波瀬/1991、福島口、鷹島口、前浜、西木場、中田平、西田平)です。

ホームが狭く、駅名標が眼の前にあって、撮ったらアップ過ぎ。駅名はひらがなですが、所在地は「猪調」で「調」という字をやはり「つき」と読んでいます。

潜竜ヶ滝駅。1939年(昭和14年)に旧国鉄伊万里線の駅として開業した時は「潜竜駅」でした。松浦鉄道に転換された1988年(昭和63年)に「潜竜ヶ滝駅」に改称されています。

古い駅なのでホーム長が長くて駅名標が遠かった!駅の北2kmほどの潜竜ヶ滝というのが平戸八景のひとつです。

スプリング・ポイントがあって列車交換のできる吉井駅です。

1933年(昭和8年)開業。ホームがズレています。1971年(昭和46年)に廃止された旧国鉄世知原(せちばる)線の起点駅でした。石炭を運ぶための貨物線として敷設された軽便鉄道でしたが国有化され松浦線の支線になりました。1945年(昭和20年)松浦線とともに狭軌に改軌されて世知原線となりましたが沿線の炭鉱閉山で衰退し1971年に廃止されました。

駅名標が新しいです。

神田(こうだ)駅。駅の西側に集合住宅が建っています。

神田(こうだ)を「かんだ」と読みそうになります。隣は、2007年(平成19年)に上佐々駅から清峰高校前駅に改称されていますが、誰か上から貼ってあったものを剥がしたかな。

その清峰高校前駅、駅自体は、1959年(昭和34年)に旧国鉄松浦線の上佐々駅として開業しています。しかし駅のすぐ右側にある長崎県立清峰高校が甲子園の高校野球で大活躍し2006年(平成18年)には春の選抜準優勝、2009年(平成21年)の春の選抜では全国制覇を遂げて一気に有名になり、駅名が2007年(平成19年)に現在の清峰高校前に改称されました。

駅名標、写真がブレています。

佐々駅に着きます。伊万里を出て105分。松浦鉄道M-600形にはトイレがないので佐々駅での12分停車は貴重なトイレ休憩です。右の側線はどこにも繋がっていません。

島式ホームの右奥、繋がっていなかった側線に単式ホームも見えています。1971年(昭和46年)に廃止された旧国鉄臼ノ浦線が佐々駅から分岐していました。臼ノ浦港から石炭を積み出すために敷かれた線でした。吉井駅から出ていた世知原線同様炭鉱閉山で実質的な役割を終え、細々と旅客を運んでいましたが廃止されました。

駅名標。河津桜とシロウオが有名なんですね。河津桜って静岡県の河津町で1955年頃に偶然発見された自然交雑種で1974年(昭和49年)に命名された新しい品種です。1968年頃から増殖されたと言いますから、いつ頃移植されたのでしょう。

松浦鉄道移管後に町の広がる北東側に駅舎が移され、現在のログハウス風駅舎は1991年(平成3年)に新築されたものです。松浦鉄道の沿線には、カトリック教会が他のエリアとは比較にならないくらい多くあります。歴史的な理由なのでしょうか。西木場から乗って佐々駅で降りたお婆さんのシスターは「小さな修道院があります」とニコニコ笑って歩いて行ってしまいました。

松浦鉄道に乗っていると風景も素晴らしいですが乗っている人もほっこりした暖かな感じの人が多いです。まだ佐々駅にいますが、次回【私鉄に乗ろう 27】松浦鉄道 西九州線 伊万里〜佐世保 その7(9) に続きます。

(写真・記事/住田至朗)

TAGS 松浦鉄道 鉄道旅


LINEで送る

オススメ記事

こちらの記事もオススメです