きのう上京し、四谷見附橋。
四ツ谷駅は、四ツ谷口、麹町口、赤坂口と、少なくとも3つの出入口がある。
風情があるのは赤坂口。
古びた美術館のような駅舎の向こうに、赤坂のビル街がそびえる。
駅前広場は、新宿通りの向こう側の混雑ぶりとは対照的。
ぐるっと振り向けば、迎賓館や四谷中学校が見えて、不思議なコントラスト。

そのなかでも、あまり見ない丸ノ内線のシーンを発見。
赤坂口へと続くホーム上屋と、赤坂見附側から急勾配を駆け上がる電車が見えるスポット。
背後には、やはり赤坂のビル街。
歴史を感じるホーム上屋、その下を走るJR中央線・総武線。
この先に、甲武鉄道時代のレンガ造トンネルがチラリと見えたりする。

四谷見附橋から秋葉原方に50メートルほど歩くと、新四谷見附橋。
ここには、甲武鉄道時代の写真が添わる石碑が立つ。
市ヶ谷方を眺めると、中央線の電車と、総武線電車がオーバークロスするシーンに出会う。
黄色い電車が中央線の線路を上から越えて、外濠すれすれを走る。

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視界に入らない線路も想像する。
この外濠の下を、南北線の電車が走っている。
たしか、外堀の地下に地下鉄の車庫があったはず……。