【私鉄に乗ろう 41】いすみ鉄道いすみ線 その4
また夷隅川を渡ります。
左カーブの先に駅があります。
城見ヶ丘駅から2.8kmで上総中川駅です。単式ホーム1面1線。
寄贈による駅名標。製作は大多喜高校美術部!
旧国鉄木原線の駅として1930年(昭和5年)に開業しています。2015年の1日平均乗車人員は8人。
何とも広々とした場所を真っ直ぐに走ってゆきます。
3.1kmで国吉駅。
相対式ホーム2面2線。
大きな駅舎は商工会との合築です。
駅名標。何か工事をしていました。「風そよぐ谷」はネーミングライツによる命名。
旧国鉄木原線時代のキハ30形が留置されているのですが工事の関係か見えませんでした。これは2013年8月に大原駅から上総中野に向かって乗車した時に撮影したものです。
また夷隅川を渡ります。
長閑な風景です。
1.4kmで新田野駅。
小さなホームです。いすみ鉄道友の会と書かれたプランターには丁寧に花が植えられていました。
次の上総東までは2.2kmあります。蒸気機関車時代C10形とC12形が客車を数両牽引したのですが、この程度の勾配でもしんどかったでしょうね。
何度、夷隅川を渡るのでしょうか。5回目かな。
大原間でわずかですが、【私鉄に乗ろう 41】いすみ鉄道いすみ線 その5 に続きます。
(写真・記事/住田至朗)