【鉄道新刊】木次線の今昔を記録した『木次線写真集2 [承継]』発売へ 「奥出雲おろち号」ラストランも収録

今井印刷(鳥取県米子市)は、同社の鉄道シリーズ第13弾となる『木次線写真集2 [承継]』の予約受付を開始しました。発売日は12月12日(金)を予定しています。
1970年代から現代まで、木次線の「承継」をたどる
本書は島根県の宍道駅~広島県の備後落合駅を結ぶ「JR木次線」をテーマにした写真集の第2弾です。
地元の鉄道カメラマン8名が撮影を担当し、1970年代から2020年代の現在に至るまで、沿線で捉えた全91点の写真を収録しています。
田畑が広がる山里を走る一両列車、JR西日本で唯一の「三段式スイッチバック」などを掲載。また、かつての国鉄時代の車両と風景に加え、ヤマタノオロチ神話が刻まれた地を走る観光列車「あめつち」の雄姿も掲載されており、木次線の今昔を振り返ることができる構成となっています。
「奥出雲おろち号」ラストランや沿線ガイドも
巻末特集では、2023年に惜しまれつつ運行を終了したトロッコ列車「奥出雲おろち号」のラストランの記録を掲載しています。
さらに、本書のタイトルである[承継]シリーズならではの視点でまとめた「木次線の歴史」や、観光列車「あめつち」乗務員と地元ガイドの協力による沿線の魅力紹介も。鉄道ファンだけでなく、歴史や沿線ガイドとしても楽しめる多角的な内容となっています。なお、本編写真には撮影区間が記載されており、実際に現地を訪れる際の参考としても活用できます。
オンラインストア限定で「復刻版カバー」セットも登場
今回の発売を記念し、今井出版オンラインストア限定で特別セットが販売されます。
2017年に発行された第1弾『木次線写真集』に、2023年の「奥出雲おろち号」引退時に限定発売された「限定Wカバー(復刻版)」をあわせたものと、今回の新刊『木次線写真集2 [承継]』をセットにした商品です。
20部限定の販売となっており、価格は5,500円(税込)です。
書籍概要
書名: 木次線写真集2 [承継]
発売日: 2025年12月12日
定価: 2,970円(本体2,700円+税10%)
仕様: 240mm×250mm、108頁
ISBN: 978-4-86611-455-2
取扱店:今井出版オンラインストア、Amazon、今井書店各店、山陰両県の書店、書泉グランデ(東京)、道の駅 奥出雲おろちループ、雲南市観光案内所(木次駅)ほか
(画像:今井印刷)
鉄道チャンネル編集部
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