ソニービジネスソリューションは、長寿命・高安全なオリビン型リン酸鉄リチウムイオン蓄電池搭載のUPS電源(Uninterruptible Power Supply、CVCF無停電電源装置)を東京都交通局から受注。ことし3月に納品する。

同システムは、都営地下鉄線の鉄道通信機器用バックアップ電源。

システム内部には、村田製作所製オリビン型リン酸鉄リチウムイオン二次電池“Fortelion” (フォルテリオン)を搭載。

従来の一般的な鉛電池の期待寿命が10年未満であるのに対し、Fortelionの期待寿命は15年以上。その間の電池交換が不要。

エネルギー密度が高いリチウムイオン電池は、長時間のバックアップと小型軽量化を両立。搬入・施工コストの削減や設置における省スペース化を実現させる。