【私鉄に乗ろう 44】京福電鉄 嵐山本線・北野線 その2
天神川を渡って右に曲がります。
嵐電天神川駅が見えてきました。2008年(平成20年)京都市営地下鉄東西線が延伸して太秦天神川駅が開業しました。京都市営地下鉄との乗換のために京福電鉄が52年ぶりに新しく設けた駅です。山ノ内駅から0.9km。
三条通りの併用軌道上に駅がありますが、相対式ホームと上屋も作られています。ピントが車両の前面ガラス手前の黒い線に合ってしまいます。マニュアルにすると瞬間的な被写体の変化に追従できないし。
駅名標です。
嵐電天神川駅から三条通り。
三条通りをしばらく進むと、また新設軌道に入ります。すぐに蚕ノ社(かいこのやしろ)駅があります。たった200m(0.2km)しか離れていません。どうしても車両の前面ガラスの黒い線にピントがあってしまいます。
相対式ホーム2面2線。ホームが狭いですね。
駅名標。蚕ノ社は「木嶋坐天照御魂神社(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)」といい、8世紀頃からある古い社で、祈雨の神様として崇められたそうです。
新設軌道ですが30km/h制限。ゆっくり走ります。
0.5kmで、太秦広隆寺駅です。撮影所前駅が出来るまでは、東映京都撮影所の最寄り駅でした。
下りホームに、そのまま商店が面しています。
視線を上げると駅名標。
ホームの西側はすぐに三条通りで広隆寺の楼門があります。
楼門を過ぎると、またすぐに新設軌道です。
0.5kmで帷子ノ辻(かたびらのつじ)駅です。
北野線のホームに電車が停まっています。
本線のホームはもう少し先。
本線ホームは駅ビルの下にあります。
相対式ホーム2面2線です。
この駅で北野線と接続しています。嵐山まで行って、帰りに北野線に乗ります。次回【私鉄に乗ろう 44】京福電鉄 嵐山本線・北野線 その3 に続きます。
(写真・記事/住田至朗)