西武鉄道、日本ユニシス、アースアイズ、駅構内むけ自律移動型ロボットを開発
ロボットが駅を見守る時代へ―――。
日本ユニシス、アースアイズ、西武鉄道は、駅構内にロボットを導入する実証実験をこの秋から始める。
自律移動ロボットが駅構内の警備・監視を行い、安全性向上や従業員の警備・監視業務負荷軽減につなげる構え。
同実証実験は、3社がロボット産業活性化事業「公募型共同研究開発事業」に「駅定点監視カメラの死角を警備ロボットが監視することで駅の安全性向上や駅係員の業務軽減負荷に寄与する」を提案。昨年末に採択され実証実験に入る。
今回の共同研究開発事業では、東京都立産業技術研究センターが試作開発中の自律移動型案内ロボットLibra(リブラ)と、屋外利用を目指す試作ロボットTaurus(トーラス)の防水・防塵・踏破能力を組み合わせ、不審者、不審物などを検知、通報できる自律移動型ロボットを開発していく。