駅舎外観に「デザインブランドアッププロジェクト」のコンセプトを反映

相模鉄道は、3月下旬相鉄線大和駅のリニューアルを完成します。リニューアル工事は、JR線、東急線との相互直通運転に向けた環境整備の一環として駅構内に新設する乗換改札機〔3月17日(土)運用開始〕の工事と併せて実施されるものです。主な内容は、エスカレーター増設やホームからの転落を防止するための注意喚起としてCP(Color Psychology/色彩心理)ラインの設置、 トイレ全体を落ち着いた色合いに変更、また多機能トイレの拡充や女性用トイレにパウダーコーナーも新設されます。

駅舎入口の外壁デザインは、相鉄グループが取り組む「デザインブランドアッププロジェクト」の統一コンセプトに基づいたレンガタイルが採用されます。

相模鉄道では、体の不自由な利用者、高齢者や子ども連れの家族にも安心、快適に利用できるように駅のリニューアル工事に取り組んでいます。

相鉄線大和駅 リニューアル概要

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駅開業:1926年(昭和元年) ※1993年(平成5年)ホームが地下化

駅構造:地上1階改札口・地下1階ホーム

利用者数:1日平均乗降人員 112、774人[2016年度]

リニューアル工事内容:
・乗換改札機の設置(改札機:18台 有人乗換窓口:2カ所) 3月17日(土)始発から運用開始

・駅舎入口付近外装の改修 3月下旬竣工予定

・エスカレーターの新設 3月15日(木)始発から使用開始 
 ※海老名側エスカレーターは既存エスカレーターが下り運転、新設エスカレーターが上り運転

・トイレの改修 女性用トイレにパウダーコーナーを新設。多機能トイレは従来よりも広めにし、多機能シートと子ども用の小便器を設置 2017年(平成29年)12月28日使用開始済み

・CPラインの設置 2月5日設置済み

竣工:2018年3月

【参考】「デザインブランドアッププロジェクト」
デザインの総合監修を「くまモン」の生みの親で、クリエイティブディレクターの水野学氏(グッドデザインカンパニー代表)、空間プロデューサーの洪恒夫氏(株)丹青社)に依頼し、お客さまとの最大の接点となる駅舎や車両、制服などを統一したデザインコンセプトに基づきリニューアルを進め、認知度や好感度を高めることで「選ばれる沿線」の実現を目指す取り組み。

■デザインコンセプト Thinking of the next century.
 これまでの100年を礎に、これからの100年を創る。