中延2011、ぶーにゃママがいたあのスナック

2018.03.15

スポーツ用品メーカーとの打ち合わせを終えたあと、だったと思う。

2011年、中延。

日も暮れようとする中延の喧騒のなかを歩いて、妻に和菓子でも買っていこうか、いやまずオレだけビールとかけそばだろ、と迷ったりする。

フツーにそばを選ぶのが、三流

なんでだろう。打ち合わせのあとのそばが、うまい。

そのうえに、そばのあと、街に迷い込む自分に酔ったりする。

っていってるまに、日が暮れて、あやしい看板の明かりが灯りだす、中延2011。

で、ぶーにゃ。初めて遭った。

ぶーにゃママのクセがすごいんじゃ!

いちげんはいちげんなりに、わきまえて入ろうとするけど、ぶーにゃママが立ちはだかって。

初顔のこちらにちら二度見して、「あそう、この店、初めて?」と寄ってくる。

「うううんんんーーーーー、で?」

どうしよう、どうしよっマジ……。

―――予想どおり、この夜は、うちに帰れなかった。

呑んで歌って、笑って握手して、駅へ戻って……。

翌朝、領収証の束と吐き気を確かに受け止めて。

ぶーにゃママの顔を、鮮明に思い出す。


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