改造によって1編成当たり車両の収容能力が乗車率で約10%(30人)増加

神戸新交通は、ポートライナーの平日朝ラッシュの混雑緩和を目的とする2000形改造車両を順次投入します。改造によって固定座席の一部が跳ね上げ式座席に変更されます。

神戸新交通によると、平成28年3月に増備した2020形車両では、車両の製造段階で跳ね上げ式座席を採用していて、扉付近の混雑緩和の効果が確認できていることから、2000形車両にも 同様の配置に変更する改造工事を実施する、とのことです。

改造工事は平成30年4月に改造車両1編成が投入され、以降平成31年5月にかけて合計14編制に改造が実施され、順次投入されます。

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改造工事の実施により、実質的な車両の収容能力が1編成あたり約30人(乗車率約10%相当)増加することが確認されています。これにより、全ての改造車両の投入が完了した際には、平日朝ラッシュの8時台に、約620人分の輸送力増加が見込まれています。

※1編成(6 両編成)あたりの車両定員は300 人