JR西日本と南海電鉄は、関西高速鉄道株式会社への民間出資必要額330億円(JR・南海共同営業区間)の全額を2者で負担する。

大阪府・大阪市と連携し、なにわ筋線事業の早期事業化にむけ、関係先と協議・検討をすすめていく。

なにわ筋線事業資金(地下高速鉄道事業費補助想定)の総事業費は3300億円。出資金はその2割の660億円。

その半分の330億円を大阪府が165億円、大阪市が165億円を負担。民間出資の330億円をJR西日本が145億円、南海電鉄が185億円を負担するイメージ。

なにわ筋線の実現は、関西空港へのアクセス強化、新大阪や大阪都心部と大阪南部地域の直結、広域的な観光拠点間の交流の誘発、うめきたエリアの拠点性向上や中之島エリアのまちづくり促進、なんばエリアへのアクセス性の向上などを見込む。