東武バスグループの東武バスウエストは、志木駅東口発着の一部路線で、公共車両優先システムの運用を4月16日から始める。

公共車両優先システム(PTPS)は、警察が道路に整備した光ビーコン(光学式車両感知器)が、通信機能つき車載器を搭載するバスの接近を感知し、このバスがスムーズに交差点を通過できるように、信号機の制御(青時間の延長、赤時間の短縮)するシステム。

マイカーから鉄道やバスへの利用転換が促進し、交通量削減、道路混雑緩和、地域環境改善などが期待できる。

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現在、東武バスウエスト管内でこのPTPSが運用されているおもな路線は、大宮営業事務所の大宮駅西口~櫛引~シティハイツ三橋、大宮駅西口~自衛隊正門前~シティハイツ三橋、大宮駅東口~宮原駅入口~上尾駅東口、岩槻営業所の北浦和駅~宮下、北浦和駅~東新井団地、天沼営業所の北浦和~さいたま市立病院、さいたま新都心駅東口~山崎~さいたま市立病院、川越営業事務所の川越駅東口~市役所前~埼玉医大、川越駅東口~神明町車庫~八幡団地、ふじみ野駅西口~大井循環の各線。

これに、4月16日からは志木駅東口~下南畑、志木駅東口~下南畑~富士見高校、志木駅東口~下南畑~ららぽーと富士見の3路線が加わる。