「どうしたの?」(寺門ジモン)

「ちかくで変な人に会ったの」(子どもたち)

「それはびっくりしたね。でもマクドナルドにいるからもう安心だよ。警察に連絡するね」(寺門)

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「おまわりさん到着ーっ! いたーっ捕まえるぞーっ」(肥後克広)

「うわーっもうしません謝りますうっ」(上島竜兵)

……こんなシーンを演じるとなったら、ダチョウ倶楽部の右に出るものはいない。

ダチョウ倶楽部と「駆け込み訓練」

ここは東京都荒川区 尾久西小学校。ダチョウ倶楽部が子どもたちといっしょに演じていたのは、防犯安全レクチャー「駆け込み訓練」というシチュエーション。

マクドナルドと警視庁は5月18日、尾久西小学校で「防犯安全教室」を実施。子どもたちが不審な人物に出会ったら、ちかくのマクドナルド店舗に駆け込み、子どもたちのその後の安全を確保する――そんなケーススタディを、上島が不審者役、肥後が警察官、寺門がマクドナルド店員に扮してみせたというわけ。

会場は、肥後おまわりさんのボケ、寺門店員のツッコミ、上島のギャグで大盛り上がり。子どもたちは、不審な人に出会ったときの対処を真剣に聞きながら、上島の「ごめんちゃいちゃいチャイニーズ」を速攻で覚え、真似した。

終了後、上島は額の汗を拭いながら「ただ『くるりんぱ』はウケなかったなーっ」と渋い表情。寺門は「でもごめんちゃいちゃいチャイニーズはウケたなー。わからないもんだなー」と苦笑。ベテラントリオは、子どもたちを相手にしたコントの難しさに、頭を抱えた。

ドナルドも登場、子どもたちに安全笛をプレゼント

日本マクドナルドは、2018年4月に小学校に入学した47都道府県の新1年生を対象に、計87万6218個(新1年生の人数の内約82%に相当)の「安全笛」を届けている。

この安全笛は、吹くと「ピーッ」という大きな音で危険を知らせ、子どもたちの安全に役立つ手軽な防犯グッズ。

2018年バージョンは、交通安全にも配慮し、反射材を追加し防犯笛から安全笛へと名称も変更。全国の新1年生に届ける構え。

当日は、尾久警察署 坂元徳仁署長や尾久西小学校 末永寿宣校長、荒川区教育委員会 阿部忠資教育部長らも登壇。「交通事故は16時から18時の時間帯が多く発生する。身を守るため、交通事故にあわないために、安全笛を携行して」と子どもたちに伝えた。

マクドナルド店舗が「子供110番の家」に

また、日本マクドナルドは、地域の子どもたちの安全を守るため、子どもが危険に遭遇した場合や、困ったことが起きたさいなどに、マクドナルドの店舗に駆け込んで助けを求めることができる「子供110番の家」を推進。

現在、東京都と中日本地区(神奈川県、富山県、石川県、福井県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、北海道)と沖縄県の約1100店舗で、「子供110番の家 マクドナルド共通ステッカー」を掲出。

「怖いっと思ったとき、ヒヤッとしたときにマクドナルドへ」と子どもたちが思える活動を、これからも継続していくという。