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※この「私鉄に乗ろう」の写真は、筆者がプライベートで旅行して撮影したものです。鉄道会社さんから許可をいただいていませんので、乗車券があれば誰でも入れる場所からの写真です。素人のスナップ写真なのでクオリティーには目をつぶってご笑覧ください。

2020年には開業100周年を迎える上田電鉄別所線に乗ってきました

1920年(大正9年)上田温泉電軌が開業した「川西線」がその始まりです。1939年(昭和14年)地方鉄道法による鉄道となって「別所線」になりました。

始発の上田駅でお得な「あいそめ湯ったりきっぷ」1340円を購入。終点の別所温泉駅までの往復と日帰り温泉がセットされています。
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14:31発の別所温泉行に乗ります。入線してきたのは元東急電鉄1000系の中間車を改造した6000系「さなだどりーむ号」、前面の車紋は東急系列を表すものらしいです。
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上田駅を定刻に出発。すぐに千曲川を渡ります。
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下之郷駅で列車交換。上りは1000系「真田丸」ラッピングです。中間車を改造した6000系とは異なる顔付きです。車庫の方の引き込み線には7200系「まるまどりーむ」が停まっています。
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下之郷を出て左側引込み線には1000系「自然と友だち2号」ラッピング車両が停まっていました。
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下之郷を出発すると車窓には田園風景が広がります。
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中塩田駅。対向式ホームは残っていますが別所温泉方のポイントは撤去され保線用車両が留置されています。手前右側の構内側線にも保線用工事車両が留置されています。
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終点の別所温泉の手前、40‰の急坂を登ります。750V時代の車両は20km/hでどうにか登ったそうです。
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駅に近づくと1986年(昭和61年)までの750V時代の主力、上田電鉄オリジナルのモハ5250形が見えてきました。
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14:59別所温泉駅に到着。もろに盲腸線、終端駅です。
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先ほど見えたモハ5250形をじっくり眺めます。特徴的な丸窓がよく分かります。
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駅舎正面です。大正10年に建てられ木造駅舎。丸い社紋は上田丸子鉄道時代のもの。左にかつて使われていたホームが見えますが、線路は撤去されています。
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この階段がを登れば下界です。
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駅から5分で日帰り温泉「あいそめ湯」に到着。週日でしたが地元の方で賑わっていました。入浴券でサッと身体をお湯につけてきました。
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湯上がりで16:14発の上田行を待ちます。40‰の坂を登って往きと同じ6000系「さなだどりーむ号」が到着。
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帰路、1つ目の八木沢で鉄道娘の駅名標を発見。
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次の舞田も鉄道娘。この少女は「やぎさわ・まい」なのだそうです。
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下之郷駅に近づくとバックヤードに元東急電鉄の5200系らしき車両が・・・。
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列車交換、下りは7200系「まるどりーむ」が別所温泉に向けて出て行きました。
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16:45上田着。上田からはしなの鉄道で信濃追分に向かいました。
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上田電鉄の旅。片道30分程でしたが風景も変化があってなかなか楽しめました。上田電鉄は車両も路盤もきっちり整備されていました。予想外だったのはこれまで見てきた上田電鉄の写真が田園風景が多かったので、実際には半分くらい住宅の集中する町中を走っていたことでした。

しなの鉄道は小諸で乗り継ぎでした。ふと気付くと反対ホームに食事が楽しめる観光列車「ろくもん」がいました。すぐに軽井沢行のドアが閉まってしまったので全体を撮影できなかったのが残念。
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しなの鉄道平原駅で貨車の待合室を見かけました。JR北海道などでは珍しくないのですがJR東日本の駅では初めての様な気がします。(要確認です)
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(写真・記事/住田至朗)