阪急電鉄は、1970年の大阪万博開催時に活躍した「エキスポ直通号」の復刻イベントとして、貸切列車「EXPO’70ミステリートレイン」を2025年8月1日に運行します。使用車両は、当時実際に走行していた阪急5000系。55年の時を超えて、再び千里線へ入線します。

1970年大阪万博当時の走行ルートを一部再現

イベントを発案したのは、現役の阪急乗務員。イベント当日は、当時運行していた「エキスポ直通号」の走行ルートを一部再現し、西宮北口駅~桂車庫間を運行します。

途中の走行経路は「当日までのお楽しみ」とのこと。列車内には、阪急文化財団が所蔵する1970年大阪万博の貴重なポスターを掲出するということで、当時の熱気が追体験できそうです。

普段は立ち入れない桂車庫で特別撮影会も
桂車庫では、貴重なヘッドマークを掲出した阪急5000系の撮影会を実施。普段は立ち入ることのできない車庫内で、鉄道ファンにはたまらない時間が過ごせます。

ファンクラブ会員向けに先行抽選を実施

イベント当日は、阪急電鉄西宮北口駅 南改札口構外通路で9:30~10:00に受付。15:30~16:00に阪急電鉄 桂車庫で解散を予定しています。参加費は大人(中学生以上)2万5,000円、小学生5,000円(18歳以上の大人の同伴が必要)小学生未満や車いすの方、ベビーカーの利用はできません。

申込期間は、阪急電鉄鉄道ファンクラブ会員向けの先行抽選が6月16日10:00~6月20日18:00まで。当選発表は6月24日です。一般抽選は6月25日10:00~7月8日18:00。先行抽選で落選した人の応募も可能で、当選発表は7月10日の予定です。

当日は、1970年の大阪万博当時を思い起こしながら阪急電車の歴史を感じることができる特別な1日となりそうです。この機会に、55年ぶりの運行を体験してみてはいかがでしょうか。

(画像:阪急阪神ホールディングス)
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