岩手県に、初のフェリー航路が誕生―――。

岩手県 宮古港と、北海道 室蘭港を結ぶ新たに海路、宮古・室蘭フェリー航路「シルバークイーン」が6月22日から運航を開始した。運営は “K”LINE の川崎近海汽船。

ダイヤは室蘭行きが宮古8時発、室蘭18時着。宮古行きが室蘭20時発、宮古翌6時着。

運賃は大人2等が6000円、2等身大が8000円、1等が1万2000円、特等が1万5000円。このほかにバイクや乗用車、自転車、手小荷物などの料金が設定されている。

岩手県は「物流面では、宮古・室蘭間の乗船時間が10時間のため、トラックドライバーが船内で十分な休息時間を確保でき、近年問題となっているトラックドライバーの労働環境改善への効果が見込まれる」と期待を込める。

また同県は、「復興道路などが全線開通することで、宮古・盛岡間は片道1時間15分、宮古~仙台間は片道約3時間で結ばれ、移動時間を大幅に短縮。観光面では、フェリーならではの船上でのゆったりとした快適な旅を楽しみながら、マイカーやバイクで、それぞれの目的に合わせた旅行ができる」とも伝えた。

詳細はシルバーフェリー公式ホームページへ。
https://www.silverferry.jp/route_guide/